Susakiこんにちは!
SusakiWorksを運営しているSusakiです。
今回は、最近話題になっている『ローカルLLM』について解説します!
こんにちは、Misakiです。
ChatGPTやGeminiなど便利なAIがすでにある中で、なぜわざわざローカルLLMが注目されているんでしょうか?



良い質問だね!
今回は既存AIとの違いや、なぜローカル環境が必要なのか、そしてQA・テスト業務での具体的な使い方を解説していくよ。
1. そもそもローカルLLMって何?
ローカルLLMとは、「自身のPCやローカル環境で動作させる大規模言語モデル」のことです。
近年、その需要は既存のクラウド型AIサービスと同じくらいに高まってきています。
国内の生成AI・LLM導入状況の最新データ
| 調査機関・発表時期 | 主な結果 | 備考 |
|---|---|---|
| スマートキャンプ (2026年1月) | 実利用率 42.8% 公式導入率 28.4% | シャドーAI(個人利用)が一部業界で公式導入を上回る |
| 帝国データバンク (2026年5月) | 企業の 34.5% が活用中 | 大企業では46.5%、文章作成・情報収集がメイン |
| マクロミル (2026年6月) | 官公庁・自治体の導入率が 44% に急増 | 定型業務の効率化で前年比14pt増 |
| MM総研 (2025年4月) | 国産LLMへの期待が 72% | 導入検討企業では約90%が期待。NTT(tsuzumi)や富士通などが上位 |
(各調査機関出典)
クラウドAI vs ローカルLLMの市場トレンド
クラウドAIが先行:
現在の利用率(30〜40%台)の大部分は、ChatGPTやGeminiなどのクラウドベースの既存AIが占めています。
初期導入ハードルが低いため、まずはクラウドでトライアルを行う企業が大多数です。
ローカルLLMへの強烈な潜在ニーズ:
企業データの外部流出リスクやセキュリティ要件から、社内で稼働させる「ローカルLLM」を求める声が急増しています。
MM総研の調査で「国産LLMへの期待」が72%に上った背景には、オンプレミス環境で安全に動かせる小規模・高効率なモデルへの渇望があります。
オンプレミスへの回帰傾向:
ITインフラ全体で見ると、過去3年間で約18%の日本企業がセキュリティやコストコントロールの観点からクラウドからオンプレミスへ回帰しています。
LLM運用においても、一般業務はクラウドAI、機密データを扱う業務はローカルLLMという「使い分け」が今後の主流になると見られています。
LLM Adoption Trends (2024-2026)


グラフを見るとローカルLLMの需要が急激に高まってきていますね。



そうだね。
企業もそうだけど、最近では個人利用も高まってきているようだよ。
2. ChatGPT、Gemini、ClaudeなどあるけどなぜローカルLLMが必要?
既存のAIサービスが普及している中、ローカルLLMが必要とされる理由は大きく3つあります。
機密性を保てる
既存のAIサービスに、顧客データや機密性の高いデータ、守秘義務の内容をインプットすると情報漏えいのリスクがあります。
一方、ローカルLLMは「閉じた領域」で扱うため、機密性の高いデータのリスクを最小限に抑えることができます。
大量のデータを扱える
既存のAIサービスでは、各サービスで定められた「トークン」や「クレジット」の上限に注意しながらやり取りする必要があります。
ローカルLLMならその心配がなくなり、大量のデータを利用することが可能です。
蓄積型で独自のAIを構築できる
既存AIは一度に渡せるファイル数に上限があるため、大容量を前提にした蓄積型の構築は困難です。
ローカルLLMなら、ローカルのストレージ環境にも依存しますが、テキスト・画像・動画ファイルを蓄積しながらあなた独自のAIを構築することができます。
| 判断の軸 | ローカルLLM | Claude / Gemini |
|---|---|---|
| 機密性 | 顧客名、仕様書、不具合の詳細 | 一般化された観点、公開情報 |
| 論理的な複雑さ | 単純な分類、抽出、整形 | テスト設計、観点の網羅性検証 |
| 反復・大量処理 | ログ集計や傾向分類が無制限 | 課金が積み上がるため不向き |
| コスト | ゼロ。何回でも回せる | API課金が発生する |
ローカルLLMの最大の強みは精度ではなく「無制限に回せること」です。毎日ログを流し込むような用途ではこれが決定的になります。
なるほど。
安全で、しかも無制限に使えるとなると色々な業務に活用できそうですね!具体的にはどんな使い道があるんですか?



SusakiWorksのAI秘書として使ったり、テスト特化のエージェントを作ったりできるんだ。
詳しく見ていこう!
3. ローカルLLMの用途と注意点
既存AIのようにクレジットやトークンを気にせず、以下のような用途で利用できます。
AI秘書
今まで手作業でやっていたドキュメントの作成や、データ分析を手伝ってくれる「AI秘書」を構築できます。
当ブログのSusakiWorksでは、コンテンツ作成サポート、ジャーナル集計、アドバイス提案など、活用しています。
QA・テスト特化型のAIエージェント
QA・テストタスクのテストドキュメントの作成や、テスト自動化の実行などをサポートしてくれる「AIエージェント」を構築できます。
SusakiWorksでは、「AI開発プロジェクト」として着実に構築が進んでいます。
※注意点
ただし、注意点もあります。
ローカルLLMには「モデル」と呼ばれるものがあり、大きなモデルほどPCのスペックに依存します。
特にメモリやCPUを大量に消費するため、最新のPC等で行うのがベターです。
ローカルLLMは色々な可能性がありますね!



そうなんだよ。
ただ注意として、色々できる分、ハードウェアの性能に依存するんだ。
「モデル」は、導入するPCのスペックと相談して行なうのがいいね。
次のページから早速ローカルLLMを導入してみよう!


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