lowcode02_title

【ローコード】「T-DASH」 導入と起動

皆さん、こんにちは。
今回から数回に渡って、ローコード自動テストツール「T-DASH」についてご紹介していきたいと思います。
「T-DASH」は、バルテス社が今年からサービス展開していますローコードツールです。
無料から始めることができ、有料版も月々5,000円以下とリーズナブルな価格で仕様することができます。
他のローコード、ノーコードツールは、無料使用期間が約2週間用意されていますが、無料版はなく個人でローコードを体験するのは難しく思います。
「T-DASH」では「QUINTEE」というサイトでアカウントを発行することで、機能制限はありますが無料で使うことも可能です。

今回は、アカウント発行から初回起動後の各画面の構成について、ご紹介していきたいと思います。

■記事内リンク

1.QUINTEEでのアカウント発行/ログイン

2.T-DASHインストール&マニュアルダウンロード

3.T-DASH起動/画面構成説明

□1.QUINTEEでのアカウント発行/ログイン

lowcode02_01

◇アカウント発行

「T-DASH」を使用する場合、T-DASHの公式ページから「トライアルお申し込み」から申し込見ます。
・T-DASH公式ページ
https://www.t-dash.io/

アカウント入力ページでは、法人向けの入力フォームとなっていますが、個人でも申し込み可能となっています。
注意点としては、メールアドレスがフリーメールアドレス(Gmail、Yahooメール、Outlookメールなど)では登録不可となっています。
家庭用のプロバイダなどで発行されるメールアドレス等をご利用ください。
上記の様なメールアドレスがない場合は、お問い合わせでその旨を伝えることで、利用できると思います。

登録フォームで申込後、入力したメールアドレスに、T-DASHからメールが届きます。
そちらにログイン情報など掲載されていますので、その情報を参照し、アクセスします。

◇ログイン

公式サイト(QUINTEE)から申し込みを行うと、入力したメールアドレス宛に初回ログインURLが掲載されたメールが届きます。
そちらに掲載されているリンクにアクセスし、パスワード設定しログインします。
ログイン後は、以下のような画面に遷移します。

Setup01

画面右上にWindows版、Mac版のダウンロードリンクがありますので、使用されている環境に沿った

方をクリックします。
私はWindows環境を使用していますので、Windows版はインストールします。

□2.T-DASHインストール&マニュアルダウンロード

lowcode02_02


◇T-DASH動作環境

・PC環境
T-DASHをインストールする前に、T-DASHの動作環境を満たしているか確認することをお勧めします。
こちらは、ダウンロードしたファイルのマニュアルに掲載されています。
T-DASHソフトウェア操作説明書_v1.0.4.pdf P6

最近のデスクトップ、ノートPCで条件は満たしていると思います。


・ブラウザ
本ブログでは、Chromeブラウザをメインに使用していきます。
使用するブラウザも最新の状態に更新しておきましょう。

(Chromeの場合は、画面右上の「・・・」⇒「ヘルプ」⇒「Google Chromeについて」を選択で確認することができます。)


◇ファイルダウンロード

ファイルはWindowsの場合、Zip形式でダウンロードします。
Zipを解凍すると、マニュアルとexeファイル、サンプルファイルが格納されています。

Setup02

exeファイルをダブルクリックして、インストーラーを起動します。


◇インストール

インストーラーは、基本的にデフォルトの設定値通りに進めていけば問題ありません。

Setup03
Setup04
Setup05
Setup06

インストール時間も5分前後で終わると思います。
インストール後は、T-DASHを起動します。

□3.T-DASH起動/画面構成説明

lowcode02_03a

◇認証(初回起動時)

T-Dash初回起動時、ライセンス認証が求められると思います。
その場合は、T-DASHアカウントでログインした「QUINTEE」のページで、「ライセンス管理」のタブで、ライセンスキーを確認することができます。

Setup06_01

表示されているライセンスをコピーし、ライセンス認証ウィンドウにペーストします。
「認証」ボタンを押すことで、認証されます。

Setup06_02

認証されると、T-DASHの画面が表示されます。

Setup07a

◇プロジェクト作成

T-DASHを起動するとサンプルプロジェクトは容易されていますが、新規に作成してみましょう。
画面右上の「プロジェクト作成」を選択します。

Setup07b
Setup08
Setup09

キーとプロジェクト名を入力し、「作成」ボタンを押します。
プロジェクトが作成されます。

◇ダッシュボード

Setup10a

プロジェクトを作成すると表示される画面です。
プロジェクト作成直後は、特にデータもなく真っ白ですが、シナリオを作成し、実施すると、テスト実施結果などのグラフが表示されます。
・ダッシュボード例

Setup10b

◇テストシナリオ

Setup11

テストシナリオでは、名称の通り、シナリオを作成する画面となります。
「画面定義」「動作定義」で設定した内容をもとに、テストシナリオを作成していきます。

・テストシナリオ例

Setup11b

◇画面定義

Setup12

「画面定義」は、T-DASHで最も特徴的な機能だと思います。
URLを入力し、そのURL先の画面内の要素のパスを取得し、管理するものです。
画面内の要素が更新された場合は、各要素を一斉に再取得、更新することができ、シナリオ作成、要素管理のメンテナンスを軽減してくれるます。
・画面定義例

Setup12b

◇動作定義

この画面では、テストシナリオ時の主な動作単位を指定する画面となります。
標準の動作として、「ブラウザ制御」「入力操作」「マウス操作」など62パターンが用意されています。
また、動作のカスタム登録を行うことができます。

次回以降、画面定義、動作定義などの設定等、ご紹介したいと思います。

□最後に

以上、T-DASH導入、各画面についてご紹介致しました。
次回もT-DASHについて、ご紹介していきたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

PowerAppsではじめるローコード開発入門

Microsoft Power Automate入門 プログラミングなしで業務を自動化!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
lowcode02_title
最新情報をチェックしよう!