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【ローコード】テスト手順動作(ブラウザ制御)

皆さん、こんにちは。
今回は、引き続き、T-DASHのシナリオ作成(テスト手順)の「ブラウザ制御」についてご紹介したいと思います。
T-DASHのマニュアル「T-DASHソフトウェア操作説明書」では、残念ながら、各戸別の操作について、解説がありません。
私が調査した操作内容となりますので、あらかじめご了承ください。

■記事内リンク

1.□画面のURLをブラウザで開く/URLをブラウザで開く/現在のブラウザでURLにアクセスする

2.□ブラウザを閉じる/全てのブラウザを閉じる

3.□ページをリロードする

□1.画面のURLをブラウザで開く/URLをブラウザで開く/現在のブラウザでURLにアクセスする

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まず、「TEST_A」のテストシナリオ画面を表示します。
「テストケースを追加」を選択し、「02_ブラウザ制御」と入力します。

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追加した「02_ブラウザ制御」を選択します。
テスト手順のウィンドウにブラウザ制御の操作を設定していきます。

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◇画面のURLをブラウザで開く/URLをブラウザで開く/現在のブラウザでURLにアクセスする

こちらの3項は、URLを指定して該当のページを開きます。
前者の「画面のURLをブラウザで開く」は、画面定義で設定画面を開き、後者の2項は、URLを設定して該当のページに遷移します。
それぞれ設定してみましょう。

①テスト手順の1行目の「動作」セルにフォーカスした状態で、画面左の動作列から「画面のURLをブラウザで開く」を設定します。
②画面名に、「Google」と入力します。
③2行目の「動作」に、「URLをブラウザで開く」を設定します。
④今度は、「設定値」に遷移したいURLを入力します。
ここではYahooのページを設定しました。(https://www.yahoo.co.jp/)
⑤3行目の動作に「現在のブラウザでURLにアクセスする」を設定します。
⑥手順④のと同様に「設定値」にURLを入力設定します。
ここではGoogleのページを設定しました。(https://www.google.co.jp/)

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ここまで設定し、「保存する」を選択し、保存します。
その後、テストシナリオ画面に遷移し、今回設定したテストシナリオを実行してみたいと思います。
前回作成した「01_ブラウザ起動」のチェックを外します。
「02_ブラウザ制御」のみチェックが入った状態で「選択したテストを実行する」を選択します。

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テストを実行すると、Google⇒Yahoo⇒Googleといった流れでブラウザが起動、表示されることを確認します。
実際のテストシナリオで設定する場合、3パターンのいずれかで設定し、対象のブラウザページを表示することができます。

「ポイント」
テストシナリオのメンテナンスを考慮するならば、「画面のURLをブラウザで開く」を使用するのが良いでしょう。
理由としては、URLで直接該当ページを設定するのも良いですが、適時URLを指定する必要があります。
「画面のURLをブラウザで開く」の場合は、画面定義が必要ですが、画面定義をしておけば、URLが変わった場合でも、「画面定義」した名称により、ページ遷移が可能となっています。
このような場合は、実際にテスト自動化を行う際に、設定の行いやすさ、メンテナンスなどを考慮、経験することで、つかめてくると思います。

テスト実行後は、テスト結果を閉じて再度、テストシナリオの画面に戻ります。

□2.ブラウザを閉じる/全てのブラウザを閉じる

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この2項は、名前の通り、ブラウザを閉じる動作となります。
各操作を行った後に、上記の動作を設定し、必ずブラウザを閉じるように設定します。
今回のシナリオでは、1つ目のGoogleを開いた後に、「ブラウザを閉じる」処理を追加、その後のYahoo、Googleページを開いた後に、「全てのブラウザを閉じる」処理を設定します。

①1行目の「画面のURLをブラウザで開く」を選択した後、右クリックで、「下に行を挿入」を選択します。

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②2行目を選択した状態で、画面左の動作一覧から「ブラウザを閉じる」を選択します。
③5行目の動作セルをを選択し、動作一覧から「全てのブラウザを閉じる」を選択します。
④以下のように設定されていることを確認し、「保存する」で一度保存しましょう。

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設定したテストを実行し、成功できていればOKです。

・ウィンドウを選択する/最新のウィンドウに切り替える
この2項については、他の動作の解説後、後日紹介したいと思います。

□3.ページをリロードする

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こちらも、名前の通り、表示したページをリロードします。

①テスト手順で、「現在のブラウザでURLにアクセスする」を一旦削除します。
②5行目の動作セルに「ページをリロードする」を選択します。

キャプチャ⑦

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③「保存する」を選択し、実行します。

Googleページが読み込まれた後、リロード処理が実行されたらOKです。

□最後に

以上、ブラウザ制御についてご紹介致しました。
次回もT-DASHについて、ご紹介していきたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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