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【書籍】「Spotify_新しいコンテンツ王国の誕生」のご紹介/本のポイント

皆さん、こんにちは。
今回は「Spotify_新しいコンテンツ王国の誕生」という書籍についてご紹介したいと思います。
以下の内容に沿ってご紹介したいと思います。

■ 概要リンク

この本を購入したキッカケ
この本の概要について
この本のポイント

Spotify――新しいコンテンツ王国の誕生

□ この本を購入したキッカケ

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私は、「Spotify」アプリは知っていましたが、正直そこまで「Spotify」を使っておらず、どのようにこの音楽配信サービスが成り立ったのかといった興味がありました。
また以前ご紹介させて頂きました「ディズニーCEOが実践する10の原則」は、巨大なディズニーという企業で、ロバート・アイガー氏のCEOまでの就任及びCEOに就任してからの様々な有名企業の買収などの内容が興味深かったですが、「Spotify」に関しては、どのようにして大企業へ成長したのかといった観点でまた違った興味深さがありました。
https://susakiworks.com/2020/08/03/book_01/

表紙のインパクトについても、手に取った要因の一つでもあります。

□ この本の概要、印象について

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◇概要について

こちらの本は、ロバート・アイガー氏のように自叙伝的な内容ではなく、「Spotify」関係者からのインタビュー等で、第三者が書いた内容になっており、「Spotify」社の設立、および「Spotify」コンテンツのサービス運用に至る内容が各章立てで書かれています。
基本的には、「Spotify」社のCEO「ダニエル・エク」氏を中心に、以下のような内容が記載されています。
・「Spotify」の開発、「Spotify」社の設立まで
・「Spotify」の無料/有料サービス運用、違法コピーとの闘い
・「Spotify」派生のプロジェクト、有名アーティストのボイコット
・アップル社、Facebook社との関係を経てアメリカへ進出
・株式上場、規模拡大へ

◇この本の印象について

こちらの本は、一通り読んで思ったことは、正直言うと、読みづらい内容となっていました。
ロバート・アイガー氏の場合は、その時折で経験した内容について、自身のプラスとなるような事や教訓といったものが述べられていて、経営者の視点やビジネスで活かせることが書いてあり、読むたびに面白かったですが、今回の「Spotify」については、淡々と時系列に沿って、その時に起こった内容が述べられているのみで、単に読まされている印象があります。

「Spotify」の史実を知る上では面白い内容ではあると思いますが、この本を読んでビジネスに活かすといった内容は少ないと思います。

□この本のポイント

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この本のポイントとしては、以下が挙げられます。
・「Spotify」のストリーミング再生について
・基本無料による音楽配信サービスの取り組み
・アーティストへのロイヤリティに対して

ストリーミング再生に関する概要やこだわりが「Spotify」の開発時にかかれており、ストリーミング再生のパフォーマンスや品質を上げる内容は、興味深いものでした。
また、「Spotify」は、2006年に設立し、その当時に基本「無料」で音楽が聴ける仕組みは画期的であったと思います。
現在では、YoutubeやWebサイト、Gameといったものは、広告料での収益については一般的となりましたが、10数年前にこのサービス形式をとった着眼点はやはりすごいと感じました。
これにより、アーティストはレコード会社を通さずに、「Spotify」経由で楽曲を提供し、広告料等等で今まで以上に収益を上げるといった取り組みも、当初は受け入れ得られないものであったと思いますが、それについても着実に根付かせ、認識を広めていったことは、興味深いポイントと思います。

 

■最後に

今回は、「Spotify_新しいコンテンツ王国の誕生」について、ご紹介させていただきました。
私としては「読みにくさ」があった本ではありますが、捉え方によっては、興味深い内容もありましたので、ご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、この本を手に取って見られるのは如何でしょうか。

最後まで、読んで頂き、ありがとうございました。

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https://susakiworks.com/

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