book_02_title

【書籍】「給料アップ!昇格!働き方改革」の紹介、コロナウィルスによる在宅ワーク、これからの生活について

皆さん、こんにちは。
本日は、コンビニの見つけた面白い書籍がありましたので、そちらを紹介したいと思います。
給料アップ!昇格アップ!働きかた改革」というサプライズBOOKとなります。

オンラインでは、paypayモールで購入可能となっています。
https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/entresquare/item/98043/

こちらは、コロナ禍による在宅ワーク、これからの生活スタイルについて、述べられており、
今後の働き方や生活についてなど述べられており、とても興味深い内容となっていました。

会社勤めの方、またはそうでない方にも、有益な内容となっており、私の所感も含めて、述べていきたいと思います。

 

■書籍の構成について

book_02_image01
本書籍の構成は以下となっています。
・第1章:新しい働き方と企業の変化
・第2章:まるわかりリモートワーク
・第3章:IT活用で会社依存人生から脱皮

 

□第1章:新しい働き方と企業の変化

従来の雇用として、年功序列の終身雇用がほとんどでしたが、今回のコロナウィルスにより、新しい働き方へとシフトしています。
それは、会社に必ず出社して仕事を行うという様式から、「在宅ワーク」「リモートワーク」といった働き方を導入する企業が増えてきました。
それにより、業務成果で評価される「ジョブ型」と呼ばれる雇用契約にシフトする企業が続々と増えてきています。
従来の働き方と、今後の働き方について分けてみました。

 

「従来の働き方」

従来は、一例として、業務開始の30分前に会社へ出社し、定時後も遅くまで残業対応するといった、「きちんと働いている」姿勢が評価されていたと思います。
遅くまで、真面目にタスクの多い内容を対応する場合や、遅くまでやる必要のないボリュームでも、ダラダラと残業して対応するといった「残業を多くやっている」といったものが評価されていました。
以前私が請負業務で、出向したとある会社でも、「月300時間働いていないと人とみなさない」といった会話が当たり前のように飛び交っている、超絶ブラックな会社がありました。
このような会社はいかに大企業であろうと、今後の働き方についてこれず、ブラックなままで終わると考えます。

 

「今後の働き方」

今後の働き方として、在宅ワーク、リモートワークを取り入れた働き方として、会社出社していないため、仕事の過程(朝早く出社する、遅くまで残業対応する)といったことが評価しにくくなります。
そのため、仕事の成果物に対して、評価を行うことが明確になるためです。
業務成果を評価する「ジョブ型」の雇用契約が今後主流となってくると本書籍では述べられています。

「ジョブ型について」

ジョブ型のメリット、デメリットは以下のことがあります。
(メリット)
・自身のスキルを伸ばすことで、業務成果が如実に体現されること
・納期期限までに成果を提出することで、それまでの労働時間が自己管理となること
(業務時間内にしっかり仕事のタスクに取り組み、定時後は残業をせず上がるなど)

(デメリット)
・スキルが低く、成果を出せない場合は、評価されず、解雇もありうる
※尚、現在の日本の労働基準法では、第二十条で定められていることにより(解雇時は30日前に通知)、欧米のように1週間後にクビになるなどは起こり得ません。
しかし、今回のコロナ禍で、大手企業がジョブ型を採用していく中で、法も改正される可能性があります。

 

「ジョブ型、成果主義の特徴」

今後の働き方のジョブ型、成果主義の特徴として、以下の内容が挙げられます。
・課題、目標、優先順位の設定
成果を明確にするために、取り組む課題、目標を定め、それを達成するための優先順位を設定する必要があります。

・セルフマネージメント
在宅ワーク、リモートワークを行う上で、業務に対する時間管理の他、体調管理なども含まれます。
会社までの通勤移動など行わなくなると、運動不足による肥満傾向になったりします。

・自身の成長促進(ITスキル)
在宅ワークとなった方は、それまでの通勤時間が浮くこととなりますので、その時間を単にギリギリまで寝て過ごしたり、だらけて過ごすのは、時間がもったいないと感じます。
朝の出勤にかかっていた時間に、読書をする、資格勉強をする、IT知識を付けるなど取り組むことで、より良い成果へつなげることができます。

・オンラインコミュニケーション能力
在宅ワーク、リモートワークで、会社の仲間と連絡を取り合う際、メールや電話の他、オンラインミーティングツール(ZOOM、Microsoft Teamsなど)でのやり取りが主流となります。
その場合、対面でコミュニケーションを行っていた時よりも、要点など相手に的確に伝えるコミュニケーション能力が必要となります。

以上のようなことが、今後焦点となり、求められるようになってきます。
また、働き方の雇用が変わるように、オフィスの在り方も、以下のように変わってきます。

 

「オフィスの在り方」

ジョブ型の業務成果が評価されることにより、必ず自席で業務を行うということが今後なくなってきます。
これは「フリーアドレス」制となってきます。
フリーアドレス制とは、例えば以下のようなことが挙げられます。
・会社内の自席以外のフリースペースで、リラックスして仕事を行う
・会議室や個室スペースで、集中して業務を行う

上記のように自席での業務に縛られないスタイルが今後導入されるため、会社の業務スペースが縮小したり、デスクトップPCからノートPCへ切り替えたりする場合もあると考えられます。

□第2章:まるわかりリモートワーク

リモートワーク、在宅ワークの導入により、今後は会社以外での業務が増えてきます。
その際、必要となるもの、注視しなければならないものが出てきます。
それらは、主に以下のようなものが取り上げられます。

「通信、機材類」

・ノートPC
会社から支給されたり、個人で所有しているものが該当します。
個人で所有するノートPCを利用する場合、会社にあるデスクトップPCにリモートアクセスして利用したり、会社によって定められたセキュリティソフトを導入するケースなどもあるでしょう。

・ウェブカメラ、マイク
ノートPC等なくデスクトップPCを使う場合は、オンラインミーティングを行う場合、周辺機器としてウェブカメラ、マイクの導入が必要となります。

・ヘッドセット
ノートPCを持っていたとしても、会社内のフリースペース、または自宅でオンラインミーティングを行う際、会話内容が気になる場合は、ヘッドセットを導入するケースもあります。

・ミーティング用ソフトウェア(Zoom、Microsoft Teams、Skype)
対面でのミーティングからオンラインでのミーティングに変わるため、それを行うソフトウェアが導入されます。
PCで行うもの、またはスマートフォンやTablet端末で行うものもあります。

 

「その他」

・ワーク用のチェア
会社と同じように、長時間仕事を行う場合、ソファ等で行うよりも、腰や背中の負担を軽減する背もたれ付きのチェアを導入する場合もあります。

・パーテーション
在宅ワークを行う際、書斎や作業スペースがない場合は、パーテーションを導入し、仕事に集中するスペースを作り出すことができます。

すでに上記機材類を導入されている方もいらっしゃるかと思います。
より良い仕事環境を構築する上で、考える必要があると思います。
他にも、在宅ワーク、リモートワークのポイントについても、以下のことが挙げられます。

「在宅ワーク」

・1点目
ご家庭がある方で、在宅ワークをされている方は、ご自身が家庭内の異分子であることを認識する必要があります。
非常事態宣言後、会社勤めの方が在宅ワークをするケースが増えたことにより、家庭内暴力などのケースが増加したなどのニュースを耳にします。
お子さんや、生活音がうるさく、仕事ができないなどの理由があるかもしれませんが、それは見当違いであり、在宅ワークをされるご自身が異分子であることを認識する必要があります。
上記のような場合は、ご家族に配慮し、仕事スペースをパーテーションで区切るなど、配慮が必要となってきます。

・2点目
2つ目はルーティーンを決めることです。
会社に出勤していたように、毎朝同じ時間帯に起き、仕事着に着替え、朝食を取り、出社するといったルーティーンを在宅ワーク内でも取り入れる必要があります。
パジャマ姿のまま、在宅ワークに臨んではいけません。
それは、仕事への気持ちの切り替えができないためです。
気持ちの切り替えを行うには、仕事服(またはパジャマから普段着)に着替えることです。

・3点目
3つ目は、健康管理です。
会社に出社しないため、1日中自宅にいる場合が多くなります。
その場合、運動不足に陥り、肥満体型になるケースが多くなると思います。
自宅内での筋トレや、週1回でもいいので、散歩の時間を設けることで、適度な運動と気分転換の両立を行うことができます。

 

「リモートワーク」

会社以外、自宅以外のリモートワークとしては、ネットカフェ、公園などを利用するよりも、「コワーキングスペース」や図書館といった場所を活用することが望ましいです。
それは、ネットカフェなどは無料のWi-Fiが利用できますが、Wi-Fiをつかむだけで、使用でき、暗号化処理などされておらず、セキュリティ的にも不十分であるからです。
それよりも、「コワーキングスペース」とよばれる広々とした空間の方が落ち着いて仕事に取り掛かれると思います。
「コワーキングスペース」では、以下のようなものがあります。

・自習室&͡コワーキングスペース
book_02_image02
  広々としたスペースで作業がお行える施設です。
1時間、数時間の時間帯指定ができるようです。

 

・STATION WORKS

book_02_image03関東の方は、見たこともあるかもしれません。JR東日本が取り組んでいるものです。
15分250円で利用できるとのことです。

 

「在宅ワーク、リモートワークでの仕事への取組み」

在宅ワーク、リモートワークでは、成果を出すため、以下のような取り組みが必要であると私は考えます。

・日報、週報でタスク、成果を整理し、アピールすること

1日の業務または1週間の業務報告を行う会社は多いと思います。
それは単に行った業務をただ単に書くだけでは、他の人と変わりません。
日報、週報をコピペしている人はいませんでしょうか?
それは有効活用していないと、私は考えます。
上記のような報告、レポートは、業務のタスク進捗を書くだけでなく、振り返り、自己管理、データベース作りとしてとても有効です。

私の場合、日報を制作する上で、以下のような取り組みをしています。
朝:本日行うタスクを箇条書きで明記する
昼~夕方:適時タスクが終わった段階で、該当するタスクにチェックを入れる
業務終了時:一日をふりかえり、得た知識や課題点をリストアップし、次へつなげる
上記のようなことは、手間かもしれませんが、成果を出すことに直結し、また何より自己管理、自己成長を促すことにつなげられます。

・スキルの見直すこと
これは、特に管理職の方に該当するのですが、リモートワーク時代に3つのスキルが求められます。
1.テクニカルスキル
成果主義となる中で、技術的な細かいタスクを部下に実施させるだけでは、通用せず、ご自身のスキルを上げていく必要があります。

2.ヒューマンスキル
リモートワーク、在宅ワークを行う部下、メンバーがいる場合、コミュニケーションがメールやチャットツール、ミーティングツールなどが主流となりました。
その際、適切なケアを行ったり、メンバー間のマネジメントを行うスキルが必要となってきます。

3.コンセプチュアルスキル
こちらは、目標を達成するための手順、方法を具体的に示す能力を示します。
部門、課といった管理職の方は、プロジェクト単位、年度単位の目標を遂行するためのスキルが問われてきます。

 

・受動ではなく、能動的に行動すること

在宅ワーク、リモートワークを行っている場合、ネットやテレビ、ゲームといった誘惑が多いと思います。
与えられたタスクのみを終わり、それ以降は指示されるまで待つなどは、これからの時代、取り残されていくと考えます。
与えられたタスクが終わったら、おのずと次に取り組むタスク明確にし、仕事へ前向きに取り組む姿勢を表す必要があります。

 

□第3章:IT活用で会社依存人生から脱皮

在宅ワーク、リモートワークでは、会社までの通勤時間や、遅くまでの残業対応など、以前よりも改善されて、ある程度の時間が確保できてくると思います。
その時間を睡眠や、趣味、遊ぶことに使うことは、個人の自由です。
しかし、他の人と同じことをしていても、会社側への評価も上がらず、現状維持のままとなってしまいます。
現状維持のままでよいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、自身を成長する上で、現状維持の思考は捨て去るべきだと考えます。

4月後半の緊急事態宣言以降、在宅ワーク、リモートワークとなった後、IT分野を学ぼうとする方が増えました。
プログラミングスキル、資格習得を目指す人は増えてきて、それに伴い、様々な教材なども増えてきました。
YouTube、書籍、オンラインスクールなど、自身をスキルアップするコンテンツは様々なものがあります。
自身をスキルアップする上で、仕事の成果をよりよくする、副業につなげる、またはIT分野への就職、転職、またはフリーランス、独立などへのチャンスも広がります。

この機をチャンスととらえ行動する人、現状維持の人と様々いると思いますが、前者の方が個人的に生活を豊かにしていくことにもつながるのは、明らかだと私は考えます。

 

■最後に

如何でしたでしょうか。
今回は、タイムリーな内容に関する書籍をご紹介いたしました。
私自身、ブログ、テストの自動化による取り組みを行い、スキルアップを望んで行動しています。

もしこの書籍に共感を覚えた方は、早速今日から行動を開始してみてはいかがでしょうか。

最後まで、読んで頂きありがとうございました。

サイトトップへ
https://susakiworks.com/

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
book_02_title
最新情報をチェックしよう!