こんにちは。
今回は、2025/06/27(金)に開催されたJaSST’25Kansaiに参加・登壇してきました!
https://jasst.jp/kansai/25-about/

JaSSTの参加は、実は今回初めてでした。
初めて参加かつ登壇して発表したので、とても緊張しましたが、振り返って見れば有意義な1日を過ごすことができました。
今回のJaSST’25Kansaiは、「大阪市立 住まい情報センター」という施設であり大阪梅田駅より右上に位置するところでした。
アクセスは良く、私は宿泊したホテルから大阪メトロ線1本で向かうことができました。
実は、大阪に来るのも初で、土地勘もない状況でしたが、会場までは、スムーズにアクセスすることができました。

今回のJaSSTについて、公開されている内容に沿って紹介したいと思います。
■記事リンク
□1.イベントのタイムライン
https://jasst.jp/kansai/25-timetable/
主な構成として、タイムラインは以下の内容でした。
・オープニング
・基調講演、招待講演、テクノロジーセッション(午前)
・昼休憩
・企画セッション/ワークショップ
・テクノロジーセッション
・パネルディスカッション
・情報交換会
今回のJaSST’25Kansaiでは、60名以上の方が参加されていました。
ベテランの方から新卒2年目の方まで、幅広い世代の参加されていました。
(午前)
午前は、登壇までは緊張しており、ドキドキしていましたが、
登壇後や午後は、リラックスした状態で各セッションを聴くことができました。
午前だけでも、基調講演・招待講演・テクノロジーセッションが3つと、結構なボリュームでした。
(昼休憩)
昼休憩は、会場の直ぐ側に「天神橋筋商店街」があり、日用雑貨・衣服・飲食店などにぎわっていました。
その商店街の中にあった中華そば屋さんでお昼を頂きました。

麺が思ったよりもあり、歯ごたえもあって美味しかったです。
(午後)
昼休憩後は、企画セッションの方に参加しており、ワークショップは不参加でした。
会社の同僚は参加しており、20名以上いてグループでワークショップを実施下とのことです。
こちらも面白そうでした。
企画セッションでは、後続でも述べるのですが「生成AI」に関する内容があり、とても興味深かったです。
パネルディスカッション、情報交換会は、基調講演・招待講演・企画セッション・テクノロジーセッションの方々と名刺交換や登壇内容、お仕事の概要の他、筋トレの話等お話いただいて、有意義な時間でした。
□2.私の登壇セッション
(オフショア開発の経験)
私は、午前のテクノロジーセッション「S2-3)オフショアで挑む新規プロダクト開発」について、話してきました。
オフショア開発については、前々職や前職、現職と実は携わっている機会は複数あります。
その中で、よりオフショアメンバーと緻密にやり取りをおこなったのは、現職でのオフショア開発だと思います。
(登壇セッションの概要)
登壇した内容は、JaSSTに記載されている概要部分までとなります。

「セッション内容」に書いてあるとおり、新規プロダクト開発をオフショアチームと強力して、
取り組んだことを題材に上げて話しました。
オフショアメンバーと強力して新規プロダクトを開発した際に、
・発生して3つの課題
・3つの課題に対しての改善
・改善した結果/今後の展望
以上の構成で話しました。
私としては、なるべく見やすい構成かつ、ストーリーも違和感なく組み立てられたのではないかと思います。
社内のレビューやアドバイスを頂いた方の影響も大きかったです。
何度も対応頂き、ありがとうございました。
(登壇セッションの選定理由)
新規プロダクトに関しては、昨年に開発したプロダクトで、正直苦しみながら取り組んで、なんとかリリースまでこぎつけたもので、私としてはとても達成感がありました。
記憶としても、当時のことは鮮明に覚えており、よく乗り切ったなと、今でも思います。
苦しみながら取り組んだからこそ、乗り越えた課題や、課題に対して効果のあった改善策は、
他の開発現場でも参考になるのではないかと思いました。
(登壇を終えて)
登壇資料を通常業務と並行して作成するのは、結構大変でしたが、いざ登壇した後はなんとも言えない達成感がありました。
また情報交換会や各セッションの合間に他企業の方との質疑応答で、共感頂いたりもしました。
資料を作ったりしたのは大変でしたが、登壇して良かったと思いました。
□3.気になった登壇セッション
各セッションはそれぞれ興味深く多岐にわたりますが、その中で個人的に気になったセッションを取り上げてみたいと思います。
(気になったセッション)
気にっなったセッションについて、
「S5-3)新卒2年目の挑戦 テスト自動化への歩み」/長坂氏の内容です。

こちらを取り上げた理由として、
・長坂氏の行動力がすごいと思ったこと
・所属されている会社が以前努めていた会社であったこと
以上2点です。
自分自身が社会人2年目で、JaSSTに参加しかつ登壇できるかと思うと、無理だと思いました。
また登壇内容も、若手QAでテスト自動化取り組んでいること、教育取り組んでいることに感銘を受けました。
さらに、長坂氏の所属されているポールトゥウィンは、私が20代の20年前に、個人事業主の契約でようやく仕事にありつけた会社でした。
当時は就職氷河期、リーマンショック等で私は新卒では就職できず、専門学校卒業後は、路頭に迷っていました。
そんな中、仕事にありつけたのがポールトゥウィンで、当時は色々大変ながらも仕事に勤しんでいました。
正直、当時の仕事は、思えば大変な部分が多く、慣れないことがほとんどでした。
長坂氏と話したところ、私が20年前に働いていた時と、現在とは色々と変わっていて、時代の流れを改めて感じました。
(特に気になったセッション)
特に気になったセッションとしては、
「S4-A-2)テスト設計コンテストで新たな挑戦者求む!生成AIと創るテストの未来」/大段氏の内容です。

前半はテスト設計コンテストの話、後半は「生成AI」に関する話でした。
生成AIを使って、テストに取り入れる内容をお話頂きました。
実は、今後SusakiWorksでもAIを使ってのテスト設計、テスト分析、テスト実施を投稿予定で、
参考になりました。
生成AIはソフトウェア業界の場合、開発側のローコード開発・ノーコード開発に導入されてきていますが、
ソフトウェアテストの領域も活用され始めています。
分析や設計といった今までエクセル・スプレッドシートに手作業で書いてまとめていたものを生成AIで対応できるようになります。
そのようなコストを削減できるようになり、QAやテストエンジニアの業務が生成AIでまかなえるようになります。
QAやテストエンジニアの役職は、より「専門性」が問われる時代になってくると思います。
後5年、または5年以内に置き換わってくると、私は思いました。
今回のJaSSTでは、このセッションを聴くだけでも参加する意味はあったと思います。
他にも有益な情報のセッションが多々ありましたが、以上2点を取り上げてみました。
4.JaSSTに参加して感じたこと
今回の様なイベントでは、今までは参加していなかったのですが、参加される方は高い意識をお持ちの方、
熱量がすごい方が多く、とてもいい刺激になりました。
率直に「参加して良かった」という思いにつきます。
熱量が高い人とコミュニケーションを取ると、自分もより頑張らねばと思うようになります。
改めて励みになりました。
また、私が情報を発信している本ブログやYouTubeチャンネルをしっかり宣伝してきましたので、
こちらの目的も達成できました。
■最後に
今回はJaSST’25Kansaiの情報をご紹介致しました。
JaSSTは、毎年各都市で開催されています。
https://jasst.jp/
次近いのは、7月25日の札幌のようです。
今回私は初参加かつ初登壇でしたが、様々な方と直にコミュニケーションを取り、直にセッションを聴くことで、あらたな活力や刺激をもらい、これからも頑張れると思いました。
オンラインの参加もありますが、できればオフラインでの参加のほうが楽しめると思います。
是非ご興味のある方は、JaSSTの公式サイトにアクセスしてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!