みなさん、こんにちは。
今回も、ソフトウェアテスト、テスト自動化に関するニュース記事を紹介していきたいと思います。
今回は、国内ニュースが2記事、海外ニュースを1記事紹介したいと思います。
「記事内リンク」
〇国内ニュース
・【WEBセミナー配信中】自動テストと実機レス検証をご紹介
・iPad端末のテスト自動化ツール「GHOST Operator」を提供、日本ネクサウェブから
〇海外ニュース
・Tricentis Introduces Next Generation AI-Powered Test Automation
■ 国内ニュース
□【WEBセミナー配信中】自動テストと実機レス検証をご紹介
(G-cyber Channelより)
https://active.nikkeibp.co.jp/atclclad/20000534/20007686/
こちらは、ガイオ・テクノロジー社のWebセミナーに関するニュースとなります。
ガイオ・テクノロジー社については、以前以下の記事で紹介させていただきました。
https://susakiworks.com/2020/08/29/softwaretest_testautomation_news_20200823_20200829/
今回のWebセミナーでは、組込みシステム開発におけるテスト自動化「実機レス検証環境」についての内容となります。
(Webセミナーの内容)
・自動テストの普及度、注目されている背景について
・テスト自動化の役割について
・実機レス検証環境の構築について
・実機レス検証の事例について
・その他、仮想デバイス検証などについて
組込み系のテスト自動化は、ソフトウェアテストの自動化とまた違った観点で取り組まれていると思いますので、興味深い内容であると思います。
詳しい内容につきましては、以下ガイオ・テクノロジー社の「Gサイバーチャンネル」にアクセスしていただければと思います。
https://www.gaio.co.jp/events/g-cyberchannel/
□ iPad端末のテスト自動化ツール「GHOST Operator」を提供、日本ネクサウェブから
(nexawebより)
https://www.weeklybcn.com/journal/news/detail/20201022_177743.html
こちらはipadの自動テストツール「GHOST Operator」の提供が11/9から開始されるとのニュース記事になります。
「GHOST Operator」は、Safari上で動作するウェブアプリケーションを対象としたテスト自動化ツールとなっているようです。
「GHOST Operator」は、「G.O WebDriver Server」ソフトウェアと、Bluetooth接続によってキー入力やマウス操作をエミュレートできるとのことです。
また特徴として、MacPCに依存することなく、こちらのツールを使うことで、Windows環境でも利用可能とのことです。
更にCcode、Appiumといったテスト自動化を行うためのソフトウェアの構築も必要無しとありました。
メンテナンスが軽減できて、とても魅力的ですね。
本ツールについてのより詳しい内容は、以下ページからアクセスできます。
SeleniumのWebDriverと機能比較一覧や、実際のWeb操作の自動化Demo動画も掲載されており、とても興味深かったです。
https://www.nexaweb.co.jp/products/ghost-operator/
■ 海外ニュース
□Tricentis Introduces Next Generation AI-Powered Test Automation
(Tricentisより)
https://devops.com/tricentis-introduces-next-generation-ai-powered-test-automation/
こちらは、「Tricentis」社が次世代のAIを活用したテスト自動化を導入したとのニュース記事になります。
「Tricentis」は、「VisionAI」と呼ばれるAIベースのテスト設計及び自動化テクノロジーとのことです。
テスト自動化テクノロジーは、現在のスクリプトベースからモデルベースに進化し、現在AIベースのアプローチに移行しているとのことです。
これにより、開発の初期段階で自動テストケースを構築し、自己修復機能を使用することで、メンテナンスの負荷を軽減できるようです。
「Tricentis」に関しては、以前以下のニュース記事で、英国のVodafone社が「Tricentis」社のソフトウェアでテスト自動化を導入し、コスト削減につながったと内容についてお伝えしました。
https://susakiworks.com/2020/08/22/softwaretest_testautomation_news_20200816_20200822/
今回の「VisionAI」は、AIによる自動テストということで、前回よりも魅力的なものだと思います。
AIによる駆動テスト、自動回復テストなど機能利点は、確かに今後のテスト自動化で主流になってくると思います。
私もソフトウェアテストの仕事を行っている身としては、AIに関する内容についても、随時学習していきたいと考えています。
PythonでのSeleniumや、Appiumに関するスクリプトなどを学習しているので、さらにその発展的な知見を増やしていきたいと考えています。
「VisionAI」に関する詳しい記事に関しては、以下「Tricentis」のページにアクセス頂ければと思います。
https://www.tricentis.com/products/automate-continuous-testing-tosca/vision-ai/
■ 最後に
今週は国内ニュース2記事、海外ニュース1記事を紹介させていただきました。
個人的には「GHOST Operator」は興味深いツールと思いました。
demo版が使えたら、触ってみたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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ソフトウェアテスト自動化の教科書 〜現場の失敗から学ぶ設計プロセス