【News】2022年5月4週のニュース（セキュリティ対策セミナー/UiPath/テスト自動化ツールの選択ポイント)

皆さん、こんにちは。
今週もソフトウェアテスト、テスト自動化に関するニュース記事をご紹介していきたいと思います。
今回は国内、海外ニュース3記事をご紹介回したいと思います。

■記事内リンク

・多様化するサイバー攻撃から企業を守る DX時代のセキュリティ対策セミナー
・自動化プラットフォームの最新版「UiPath 2022.4」リリース
・最適なテスト自動化ツールを選択するための4つのヒント

■国内ニュース

□多様化するサイバー攻撃から企業を守る DX時代のセキュリティ対策セミナー

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000154.000030691.html

こちらは、バルテス社が2022/06/15(水）に開催される無料Webセミナー「多様化するサイバー攻撃 ～DX時代のWebセキュリティ～」についての内容になります。

コロナ禍によるリモートワークの導入、増加により、Web、デジタルでのデータ情報を管理することが多くなったと思います。
それに伴うセキュリティインシデントも増えており、マルウェア感染の事例もJPCERT等に多く報告されていたりします。
今回のセミナーでは、情報セキュリティ事例、脆弱性診断サービスなどの統計情報をもとに、Webサイトのリスク管理等考察される内容となります。

◇セミナー概要

セミナーの概要は以下となります。

ご興味のある方は上記ページにアクセスされてみてはいかがでしょうか。

□自動化プラットフォームの最新版「UiPath 2022.4」リリース

https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1411566.html

こちらは、UiPath社からWeb、APIの自動プラットフォーム「UIPath」の最新版「UiPath 2022.4」がリリースした内容となります。
UiPathは、Webテスト自動化ツールのみに限らず、日常業務等も利用できるRPAも行えるプラットフォームとなります。
私は、今回のニュースで「UiPath」を知ったので、ざっくりではありますが調べてみました。

◇UiPath社について

公式サイト：https://www.uipath.com/
UIPath社では、社名と同様の「UiPath」プラットフォームのサービスを中心としています。
海外の企業で、日本の他各国でサービス展開をしています。

特に、RPAに関しては世界的なソフトウェアベンダーです。
「UiPath」をプラットフォームに、RPAの他、自動化、AIでの分析など様々なサービス展開を行っています。

◇最新版「UiPath」

最新版リリースノート：https://www.uipath.com/product
今回「UiPath」の最新版「UiPath 2022.4」では、Macサポートの他、以下6項が対応となるようです。

・自動化クラウドボット
オンデマンドのSaaSロボットを実装

・Macサポート
MacでのAPI、Web自動化をサポート

・AI形成
AIでコードを形成し、ローコード、ノーコードを実現

・自動化ランチパッド
イントラネット対応（内部ネットワーク）

・統合サービス
自動化でUI＋API＋AIの組み合わせが可能

・セキュリティとガバナンス
SOC2認証などの実装

「UiPath」はコミュニティ版、エンタープライズ版が用意されており、コミュニティ版は無料で使用することが可能となっています。
使ってみたいですね。

RPAに関して私は、MicrosoftのPower Automateを使用したことがありますが、「UiPath」は使ったことがないので、これを機に試してみたいと思います。

ご興味のある方は、UiPathの公式サイトにアクセスしてみてはいたかでしょうか。

日本版公式サイト：https://www.uipath.com/ja/

■海外ニュース

□最適なテスト自動化ツールを選択するための4つのヒント

https://securityboulevard.com/2022/05/4-tips-to-choose-the-best-test-automation-tool/

こちらは、「securityboulevard.com」に掲載されていた内容となります。
テスト自動化ツールを選択する際の４つのポイントが述べられていましたので、ご紹介したいと思います。

◇テスト自動化ツールとは何ですか？

デジタル経済により、ほぼすべての企業が顧客を引き付け、競争の激しい市場で持続するための独自のデジタルチャネルを作成することを余儀なくされています。
また、企業は、社内の運用効率を高めるために、さまざまなソフトウェアソリューションを導入または開発する必要があります。

非常に多くのソフトウェア開発と統合の取り組みが同時に実行されているため、企業はこれらのデジタルソリューションの品質を把握する必要があります。
ソフトウェアが世界クラスのベンダーからのものであるか、評判の良いテクノロジーサービスプロバイダーによって構築されたものであるかは関係ありません。

手動のソフトウェアテストは、大量のソフトウェアやデジタルチャネルにとってかなりの課題になる可能性があります。
ここで、テスト自動化および自動化テストツールの役割が明らかになります。
ソフトウェアテストツールを活用することで、企業はテストアクティビティを自動化 し、品質保証のための全体的なカバレッジを確保できます。
たとえば、自動化ツールは、ソフトウェアが後で展開される可能性が高い実際のエコシステムを模倣するテスト環境で、コードまたは機能のブロックの実行を自動的に検証するテストスクリプトを実行するようにプログラムできます。

◇デジタルの野心を持つ企業にとって、自動化テストツールが重要なのはなぜですか？

テスト自動化ツールの重要性は、それがテーブルにもたらすいくつかの利点から推測できます。主要なもののいくつかは次のとおりです。

・市場投入までの時間の短縮：
エンドツーエンドのテストアクティビティを迅速に完了すると、ビジネスからのアプリケーションの展開が迅速になります。

・偏った決定の排除：
テストエンジニアの偏った考え方は手動のテスト結果に影響を与える可能性がありますが、自動テストはこの問題を排除します。

・再利用性によるコストの削減：
1つのアプリケーションまたは機能モジュールをテストするために準備されたテストスクリプトとテストケースは、同様の将来のインスタンスで再利用できるため、コストを大幅に節約できます。

◇ビジネスに適したソフトウェアテストツールを選択するための４つのヒント

・1.使用コスト：

ほとんどの企業は、リーダーがテクノロジーに投資するというコンセンサスが高まっているにもかかわらず、ITの取り組みに限られた予算を持っている可能性があります。

彼らが投資を支持しているとしても、予算の大部分は新しいアプリケーションの開発または統合の取り組みに費やされます。
ソフトウェアテストは、デジタルチャネルの品質を保証することに重点を置いている企業によっては、費用のかかるイニシアチブになる可能性があります。

したがって、ソフトウェアテスト自動化ツールを選択する際には、関連するコストを評価することが重要です。
SaaSベースの製品は、IT予算の重要な量を消費しない、非常に柔軟で柔軟な価格設定ポリシーを提供するため、探すことをお勧めします。

・2.技術およびプログラミングスキル要件：

エンドツーエンドのテスト戦略を促進するために、テストエンジニアは 比較的簡単でシンプルな自動化テストツールを使用する必要があります。
テストスクリプトを作成し、テストプログラムを実行して結果を表示するための基本的なプログラミング知識しか持っていないことが期待されます。
したがって、テストツールを選択する際、企業はプログラミングスキルと技術的知識の要件が最小限であるツールに投資する必要があります。

これにより、ビジネスユーザーでさえ、ユーザー受け入れテストなどのシナリオに介入してテストを実行できるようになります。
テスト自動化プラットフォームに複雑なカスタマイズとスクリプトのルールがある場合、自動化イニシアチブを処理するために、ビジネスがより熟練した高価な人材を配置する必要があります。

・3.トレーニングのドキュメントとサポート：

テスト自動化ツールのベンダーがすべての利害関係者にシームレスな知識の伝達とトレーニングの経験を提供すると、ツールの導入とビジネスのデジタルランドスケープへの統合が容易になります。
したがって、ベンダーを評価する際には、トレーニングと、ユーザーが支援を必要とするときにガイドする技術的および機能的なドキュメントの可用性に関して、ベンダーが提供するサポートの種類を確認することが不可欠です。

・4.レポート機能：

テスト自動化ツールは、テストフェーズ中に観察された欠陥、カバレッジ、およびその他の詳細に関する明確で透過的なレポートを生成するときに最も効果的になります。
これらのレポートは、ビジネス内の品質基準を確立するためのベンチマークとして機能します。
これらは、ビジネスに適したテスト自動化ツールを選択する際に評価が必要な重要な資産です。

■最後に

今回は、以上の国内ニュース、海外ニュースを取り上げてみました。
次週も、ソフトウェアテスト、テスト自動化に関するニュースをご紹介したいと思います。
最後まで見て頂き、ありがとうございました。

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