皆さん、こんばんは。
今回は、JupyterLabの「Notebook」に関する内容をご紹介していきたいと思います。
主によく使う内容をピックアップしてご紹介したいと思います。
■記事内目次
「JupyterLab操作」
・File操作
・Notebook操作
□JupyterLab操作
◇File操作
・リネーム
File⇒Rename Notebook…からファイルネームを変更できます。
または、開いているファイルのタブを右クリック⇒Rename Nootbook…でも同様です。
前回作成したファイルも名称を変更しておきましょう。
・ファイルパス設定
File⇒Open from Path…からファイルを参照、開く設定が行えます。
Jupyter用のフォルダを作成し、そのフォルダを参照するようにしましょう。
私はデスクトップ直下に「MyPython」フォルダを設定しました。
・ファイルの新規作成
JupyterLabでは、「ipynb」と呼ばれる拡張子ファイル、Console、Terminal、txtファイル、Markdownファイル
が作成可能となります。
基本的にスクリプトを書く場合は、「ipynb」を使用します。
こちらは、pythonの「py」とは異なり、JSON形式で、コードの他、マークダウンの記述も含まれています。
・ファイル保存
ファイルの保存は、以下操作で保存ができます。
File⇒Save Notebook、Save Notebook As…,Save All
・ファイルエクスポート
ファイルのエクスポートは以下操作で行えます。
File>Export Notebook As…
htmlやPDF等の形式でエクスポートが行えます。
・JupyterLabの終了
Jupyterを終了する場合は、File保存後、File⇒「Shut Down」を選択します。
JupyterのServer をストップします。
□Notebook Edit
続いて、Notebookについてご紹介したいと思います。
「Notebook」は、「code」、「Markdown」、「Raw」と3タイプがあります。
「code」は、スクリプトコードなどを書けるモードです。
「Markdown」は、HTML書式のテキストを記述することができます。
「Raw」は、私はあまり使わないのですが、「Markdown」とは異なり、シンプルなテキストを記述することができます。
また、Menuから選択する他、ショートカットでも行うことができます。
「共通」
・「+」(Esc+B)
新規セルを作成します。Editのメニュー内にはありませんが、ショートカットキーが割り当てられています。
・Delete Cells(d⇒d)
選択したセルを削除します。
・Copy Cells(c)
選択したセルをコピーします。
・Cut Cells(x)
選択したセルをカットします。
・Paste Cells Bellow(v)
選択したセルをペーストします。
・Split cell(ctrl+shift+-)
複数行のセルを分けます。
・Merge Cell(Shift+M)
選択した複数のセルを結合します。
・(Esc→Aキー)
選択セルの上にセルを追加します。
・(Esc→Bキー)
選択セルの下にセルを追加します。
「code」と「Markdown」共通
・「▶」、「Run Selected Cells」(Shift+Enter)
選択したセルを実行します。
・(Alt+Enter)
セル内を実行し、次のセルを生成します。
・(Ctrl+/)
「#」を追記し、コメントアウトします。
・(Ctrl+/ ⇒ Ctrl+/)
コメントアウトを解除します。
「code」
・(Esc⇒Mキー)
Markdownへ切り替えます。
「Markdown」
・(Esc⇒Yキー)
コードへ切り替えを行います。
・見出し
#を記載し、スペースを入力後、テキスト入力で、実行すると見出し設定することができます。
#を追加することで、見出し6まで設定することができます。
(記述)
『# 見出し1』
『## 見出し2』
『### 見出し3』
『#### 見出し4』
『##### 見出し5』
『###### 見出し6』
・太字
太字設定したい文字を「**」でくくります。
(記述)
『**太字**』設定しています。
・取り消し線
取り消し線を入れる文字を「~~」でくくります。
(記述)
『~~取り消し線~~』
・文字色
文字色は、以下のように「font」でくくることで設定することができます。
(記述)
『<font color=”red”>赤色のテキスト</font>』
『<font color=”blue”>青色のテキスト</font>』
『<font color=”green”>緑色のテキスト</font>』
・引用
テキストの引用は、テキスト前に『>』を入れることで、設定できます。
・格子枠
格子枠は『|』で区切ることで、表示することができます。
・画像挿入
画像挿入は、『![画像名](画像のファイルパス)』で設定することができます。
例:『![アイコン画像](https://susakiworks.com/wp-content/uploads/2020/06/logo_b-e1593822641541.jpg)』
・箇条書き
箇条書きは、テキスト前に『-』または『*』を入力することで設定することができます。
『- 箇条書き1』
『* 箇条書き2 』
■最後に
今回は、JupyterLab、Notebookの内容についてご紹介いたしました。
次回はWeb操作について、ご紹介していきたいと思います。
最後まで見て頂き、ありがとうございました。
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