皆さん、こんにちは。
今回は、AndroidStudio、Android端末使用時の注意事項をご紹介したいと思います。
以下内容をご紹介したいと思います。
■記事内目次
・Adb devicesでAndroid端末が認識しないとき
・「monitor」コマンドが使用できない件について
・Windows32ビット版の使用について
・その他注意事項につきまして
□Adb devicesでAndroid端末が認識しないとき
最近のAndroid端末では、WindowsPCとUSBケーブルで接続する際、自動的にドライバがインストールされほとんど問題ないと思います。
しかし一部のAndroid端末では、WindowsPCと接続する際、ドライバが自動的にインストールされなかったり、専用のドライバファイルをインストールしても認識しないケースがあります。
その際は、以下操作を試してみると、改善される可能性があります。
◇USBデバッグのON設定確認
Android端末側の設定を確認するケースです。
これは、私人過去経験しました。
Android端末の開発者オプションをONに設定はしていても、「USBデバッグ」の設定をONに設定しておらず、Adb devicesコマンドを入力しても、WindowsPCとの認識が行えませんでいた。
Android端末とWindowsPCが認識されない際は、開発向けオプションの「USBデバッグ」のON設定になっているかの確認を行うのも、一つの手であります。
◇ドライバーのアンインストール
こちらは、PC側の設定を確認するケースです。
PC側にて、キーボードの「Windows」キー+「x」キー⇒「M」キーを押して「デバイスマネージャ」を表示させます。
「ポータブルデバイス」等からPCと接続している端末をダブルクリックし、プロパティを表示します。
その後、「ドライバー」タブから「デバイスのアンインストール」を選択します。
ドライバーのアンインストール後、再度Android端末とPCを接続し直して、ドライバーをインストールすることで、認識できるケースがあります。
他の方法としては、PCの更新、及び以前ご紹介させていただきました、以下操作を行ってみるのも良いかと思います。
https://susakiworks.com/2020/12/17/android_windows10_conect/#20201216_AndroidStudio_win10_03
□「monitor」コマンドが使用できない件について
こちらは、個人的に衝撃的な内容だったのですが、「Monitor」ツールがAndroidStudio ver3.1からサポート終了、ver3.2から削除されたとのことです。
以下、公式のページに掲載されていた内容です。
https://developer.android.com/studio/profile/monitor?hl=ja
◇「Monitor」ツールについて
Monitorツールは、AndroidStudioに内包されているキャプチャ、ログ取得等を行えるツールでした。
AndroidStudioを起動するまでもなく、コマンドから起動して使っていたので、私個人としてはとても重宝していました。
私は、AndroidOS4時代のver2あたりから使っていて、その後一時期、使っていませんでした。
当時、テスト業務時によく使っていました。
コマンドプロンプトにて「monitor」コマンドを入力すると、以下エラーが表示されます。
◇「Monitor」ツールの代用として
「Monitor」ツールは使えなくなっていますが、基本的には、コマンドベース、またはAndroidStudioを起動してから「キャプチャ」「動画撮影」「ログ取得」は問題なく行えます。
○コマンドプロンプトで「コマンド」操作を行う場合
・キャプチャ
①Adb shell
②screencap -p 保存するファイル階層/ファイル名
例screencap -p /sdcard/screenshots/test01.png
・動画撮影
①Adb shell
②screenrecord 保存する場所/ファイル名
例screenrecord /sdcard/movies/test_movie01.mp4
・ログ取得
adb logcat -v time>ログファイルを保存する場所\ファイル名.txt
例adb log cat -v time>C:\Users\susaki\Documents\Test\log.txt
詳細は以下記事にまとめています。
https://susakiworks.com/2020/12/28/androidstudio_adb_command/
○AndroidStudioで行う場合
①AndroidStudioを起動し、「Alt+6」でLogcatを表示します。
②キャプチャアイコン、動画撮影アイコンからの撮影、ログ出力欄をコピーして保存します。
こちらも、以下記事で詳細を掲載していますので、ご確認いただければと思います。
https://susakiworks.com/2020/12/21/androidstudio_smartphone_operation/
□Windows32ビット版の使用について
Windows32ビット版のサポートについて、2020年12月までのサポートとなっています。
今後、AndroidStudioを使用する際は、WIndows64ビット版を使用しましょう。
□その他注意事項につきまして
その他の注意事項等に関しまして、以下公式のリリースノートを参照頂きますと、より詳しい情報が掲載されていますので、ご興味の方はアクセスしてみてはいかがでしょうか。
https://developer.android.com/studio/releases?hl=ja
■最後に
今回は、AndroidStudio及びAndroid端末使用時の注意事項についてご紹介いたしました。
Androidでのテスト時等にご参考頂きますと幸いです。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。
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