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【News】12月1週のニュース(ベリサーブセミナー,ITセキュリティを強化する方法,Exactpro社「th2」リリース)

皆さん、こんにちは。
今回も、ソフトウェアテスト、テスト自動化に関する国内、海外のニュース記事をご紹介していきたいと思います。
今回は国内ニュース2記事、海外ニュース2記事をお伝えしていきたいと思います。

■記事内リンク

ベリサーブ社、オンラインカンファレンスを増席
先を見据えてセキュリティを強化する方法
Exactpro launches next-generation test automation toolkit
Machine Learning Is Changing the Future of Software Testing

 

■国内ニュース

□ 品質向上のリーディングカンパニー・ベリサーブ、ご好評につきオンラインカンファレンスを増席

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https://www.jiji.com/jc/article?k=000000005.000048768&g=prt

ソフトウェア検証会社のベリサーブが12/8(火)、12/9(水)に開催する「DX時代に求められるソフトウェア品質とは?」をテーマにしたオンラインカンファレンスが増席されたとのニュースとなります。
こちらのセミナーは、以前ニュース記事でご紹介させていただきました。
https://susakiworks.com/2020/11/21/news20201115_20201121/

本カンファレンスは、トレンドとなっている「DX(デジタルトランスフォーメーション)」に関するソフトウェ品質についてが題材となっています。
今年はコロナ禍により、人と人が接する機会をなるべく減らし、人がデジタルと接する機会が増えてきたと思います。
これは、今後コロナ禍が終焉となっても、続いていき、より多くなっていくと思われます。
今回のカンファレンスは、ソフトウェアテストに携わっている方に限らず、様々な分野の方にもプラスとなる内容だと思います。
12/5時点ではありますが、私も本カンファレンスに申込み致しました。

カンファレンス詳細は以下となっており、リンクから申込みが可能となっていますので、ご興味のある方は、アクセスしてみてはいかがでしょうか。

・カンファレンス:Veriserve Academic Initiative 2020/DX時代に求められるソフトウェア品質とは?
・日程:2020/12/8(火)~2020/12/9(水)
・参加費:無料
・形態:オンライン開催
・詳細リンク:
https://veriserve-promo.com/vai2020-regi

□ 先行きが不透明な時代に、“その先”を見据えてITセキュリティを強化する方法

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https://forbesjapan.com/articles/detail/38427
こちらの記事では、今年のコロナ禍により、会社に出勤して業務を行うことが当たり前だったことから、リモートワークが拡大し、クラウドを中心とした業務や働き方に変わりました。
その際、クラウドに対して、セキュリティ面での懸念が以前よりも注視されてきており、そのセキュリティに対して対策・強化に関する内容がまとめられています。
今までの業務がリモートワークになった場合、対応できないケースもあったと思います。
そのような場合は、会社への出社を余儀なくされるたり、最悪の場合は一時的に業務が停止してしまうケースもあったと思います。
こちらの記事では、そのような場合、対策やリモートワーク時の懸念点などが述べられています。

私が上記記事を読んでみて共感したのは、リモートワークにより、個人と会社の境界が曖昧になり、セキュリティ管理が危ぶまれるという内容でした。
コロナ禍による緊急事態宣言が行われた際、リモートワークを余儀なくされた場合、VPN(バーチャルプライベートネットワーク)を導入したり、自宅の私用PCを利用した入りするケースがあったのではと考えています。
その際、セキュリティ管理が十分に行き渡らない場合があったのではと思います。

記事の筆者は、上記のようなセキュリティ管理を高めるために、2つの内容が述べられています。

◇ 1つ目

ウィルス対策ソフトウェアや2要素認証などの効果的なセキュリティ技術を導入し、最新の状態を保つ

◇2つ目

セキュリティのモニタリングし、異常な動作を検知する

個人的には、1つ目の対策案は、同意しますが、2つ目は少し違った見方があるのではと思います。
「モニタリング」については、セキュリティ面では、確かに強化されると思いますが、それよりも、従業員・スタッフ間でセキュリティ対策となるルール化や教育を行い、リスクを洗い出し、そのリスクの対策を協議していくことが重要ではないかと思いました。

また、セキュリティ面に関しては、情報セキュリティの「ISO27001」と呼ばれる国際規格があります。
こちらの規格を元に、自社のセキュリティに対するマニュアルや規定、社内教育、対策を高めるといったことが行えると思います。
図解即戦力 ISO 27001の規格と審査がこれ1冊でしっかりわかる教科書
ISO27001

コロナ禍におけるセキュリティ対策を取り組むうえで、有効な内容と思い、ご紹介させていただきました。

 

■ 海外ニュース

□ Exactpro launches next-generation test automation toolkit

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https://www.hedgeweek.com/2020/12/01/292897/exactpro-launches-next-generation-test-automation-toolkit
こちらは、海外のExactpro社が金融システムの機能テストと非機能テストのための次世代テスト自動化ツールキット「th2」を発表した記事となります。
「th2」ツールキットは、証券取引システムや取引所、銀行、仲介、取引後の支払いプラットフォームなど、機械学習(ML)主導のテストを可能にするように設計されているとのことです。
「th2」は、MLにより、モデルベースのテスト、およびシステム動作の分析、自動テストを行うことができるようです。

Exactpro社のページを覗いてみました。
https://exactpro.com/news/exactpro/exactpro-launches-next-generation-test-automation-framework-th2

サイトページにアクセスしてみましたが、上記に掲載しています「hedgeweek」のページと掲載内容があまり変わりませんでした。。
ただ、「th2」のソースコードは、GitHubに公開されているようです。
https://github.com/th2-net

ご興味のある方は、覗いてみてはいかがでしょうか?

□ Machine Learning Is Changing the Future of Software Testing

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https://www.technewsworld.com/story/Machine-Learning-Is-Changing-the-Future-of-Software-Testing-86939.html
こちらは、「機械学習」がソフトウェアテストを変えるという内容の記事になります。

この記事の筆者は、現在のソフトウェアテストから機械学習を取り入れることのメリットなどを述べられています。
現在のソフトウェアテストは、「ユニットテスト」、「API」、「エンドツーエンド」大きく3つの方法で実施されると書いてあります。
その中で、「エンドツーエンド」のテストについて掘り下げており、そのテストで「機械学習」を利用できると述べられています。

◇エンドツーエンド(E2E)テスト

アプリケーション全体が動作する際、アプリケーションのすべてが機能することを確認します。
E2Eテストでは、すべてのコードがどのように連携し、アプリケーションが1つの製品としてどのように機能するかテストします。
テスターは、コアテスト(繰り返し行われるテスト)、エッジテスト(予期しない相互作用のテスト)を通じて、アプリケーションが顧客の希望通りに応答しない場合を検出し、開発が修復できるようにします。

従来のE2Eテストは、手動または自動で行うことができます。
手動のテストは、一つ一つの操作を手動で行うため、人的ミスが発生しやすい傾向があります。
自動のテストでは、スクリプトで行うことができますが、アプリケーションのバージョンアップされる際、メンテナンスに多大な時間を費やします。
これらの手動テスト、自動テストともに人の直感に大きく依存します。

◇ソフトウェアテストの将来は今後どうなるのか

今後、ソフトウェアテストの未来については、より高速なテスト、高速な結果、ユーザーにとって重要な事を学習するテストであると、筆者は述べています。
ユーザーエクスペリエンスが十分に考慮され、ユーザーが気にかけていることをマシンが行ってくれれば、これまで以上にテストを行うことができます。
機械学習(ML)がソフトウェアテストの将来にとって意味するのは、自律性であり、アプリケーションの使用状況、過去のテスト経験、テスト経験からのデータを使用し、人の入力無しでテストを構築、維持、実行、解釈をすることができます。

◇自律的なエンドツーエンドテスト

E2Eテストにおける機械学習の利点として、製品分析データを活用し、ユーザーのニーズを特定、予測することができます。
ML主導のテストでは、Webアプリケーションケースの場合、ユーザー操作の監視、操作のシナリオなどユースケースが常に期待通りに機能することを確認できます。
ML駆動の自動化によって開発されたテストは、人間によって構築されたテスト自動化よりも高速で、安価に構築できます。
コスト削減にもつながります。

◇テスター、未来はどうなるか

MLがテストエンジニアからE2Eテストの負担を引き継ぐため、テストエンジニアは開発エンジニアと協力して、高品質なコードの構築し、メンテナンス時間を短縮することができます。
MLは、今まで以上に効率的なソフトウェアテストプロセスを提供し、ソフトウェア開発にも貢献します。
このようなスマートソフトウェアのテストは、正確な結果、革新的な業界の発展を意味すると筆者は述べています。

過去にも、ブログ記事で、テスト自動化に関して、機械学習(ML)が有効的である内容をいくつかご紹介させていただきました。
モリカトロンaiラボや、海外の自動化ツールなど、機械学習をを取り入れたソフトウェアテストの取り組みが増えてきたと思います。
https://susakiworks.com/2020/10/10/news_20201004_20201010/

そのため、私個人として、ソフトウェアテストに携わっている方は、機械学習によるテスト自動化を取り入れ、効率化を促すために「Python」言語の学習が必要になってくるのではと考えています。
現在、私自身はPython言語とSeleniumライブラリで、Webスクレイピングのテスト自動化を取り組んでおり、これらをモバイルアプリケーションの対応や、テスト実施の他にもテスト管理、分析などを取り組んでいきたいと考えています。
本ブログでも、Pythonに関するテスト自動化に関する内容は、今後掲載していきたいと思いますので、何卒宜しくお願いできればと思います。

 

■最後に

今回は国内ニュース2記事、海外ニュース2記事をご紹介させて頂きました。
今後もソフトウェアテスト、テスト自動化に関する国内ニュース、海外ニュースをキャッチアップし、ご紹介できればと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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