みなさん、こんにちは。
今回も、ソフトウェアテスト、テスト自動化に関しての国内、海外ニュースをお伝えしていきたいと思います。
今回は、国内2記事、海外2記事をご紹介したいと思います。
「記事内リンク」
〇国内ニュース
・コウェルがISTQB Globalパートナーに認定
・【10月28日~30日開催】 テスト専門会社・バルテス「情報セキュリティEXPO」出展のお知らせ
〇海外ニュース
・3 Ways Machine Learning Can Improve Test Automation
・Exadel QA Automation Practice Helps Enterprises Build Ultra-modern Digital Products
■国内ニュース
□コウェルがISTQB Globalパートナーに認定
https://www.atpress.ne.jp/news/230535
こちらは、東京都内にある株式会社コウェル社とその子会社がISTQBパートナープログラムの「Global」に認定されたとのニュースになります。
ISTQBパートナープログラムは、法人向けとなる品質及びテスト技術の向上に尽力している企業を認定するもので、
資格ランクGlobal、Platinum、Gold、Silverの4段階が用意されているとのことです。
コウェル社は、2019年時点で、100名を超えるソフトウェア専任のエンジニアが在籍し、ISTQBの認定資格の取得者が90名、その内Advancedレベルの保有者は33名在籍されていて、正規雇用も90%を超えているとのことです。
コウェル社は、国内外での人材育成に積極的に取り組んでおり、今回の認定は必然的なものだったと思われます。
コウェル社のサイトを覗いてみました。
https://www.co-well.jp/
コウェル社は、テスト専属の会社というよりは、開発よりのスタッフが多いと思われます。
オフショア開発もベトナム、バングラディッシュと複数あり、オフショアでの取り組みも活発に行われているようです。
ご興味のある方は、コウェル社のサイトにアクセスしてみてはいかがでしょうか。
□【10月28日~30日開催】 テスト専門会社・バルテス「情報セキュリティEXPO」出展のお知らせ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000030691.html
今週もバルテス社のニュースが入ってきました。
こちらは、2020年10月28日(水)~2020年10月30日(金)に開催される「第11 回 情報セキュリティEXPO 秋」に出展する内容となっています。
企業向けのイベントとなっており、会場は幕張メッセとなっていますが、オンラインでの来場も可能とのことです。
出展内容としては、前回、以下ニュースでも取り上げたように、クイックテスト設計関連の他、ソフトウェア品質セミナー、
脆弱性・セキュリティ診断等が用意されているようです。
https://susakiworks.com/2020/10/10/news_20201004_20201010/
セミナーは無料とのことのようですが、オンラインでの配信はないとのことです。
また、幕張メッセ内では、コロナウィルス感染対策に伴い、マスクの着用、体温測定、手の消毒等があるようです。
本イベントの詳細については、以下から確認が取れます。https://www.japan-it-autumn.jp/ja-jp/lp/online_jp.html
ご興味のある方は、会場及びオンラインでアクセスしてみてはいかがでしょうか。
■海外ニュース
□ 3 Ways Machine Learning Can Improve Test Automation
https://www.applause.com/blog/how-machine-learning-improves-test-automation
こちらは、機械学習がテスト自動化を改善できる3つの方法の内容となっています。
テストデータの量が増えるについて、機械学習を取り入れることで、改善できる可能性があるとのことです。
・一つ目:非常に大量のテストデータを理解する
アジャイル開発とDevOps内での継続的なテストを実装する組織は、1日に複数回のテストを実施します。
ユニットテストAPI、機能など様々です。
テストを実行する度にテストデータの量が増加し、意思決定のプロセスが困難になります。
AI、及び機械学習を導入することで、傾向とパターンの理解、リスクの定量化、意思決定を迅速かつ、継続的に行うことができるとあります。
・二つ目:特定のリリースの品質に関して実用的な決定を下す
AI、機械学習を利用して新しいコードをスキャンしたり、セキュリティ問題を分析、テストカバレッジの差異を特定することで、チームは優れたコードを迅速に提供が行えるとあります。
・三つ目:自己修復及びその他のテスト影響分析機能を通じて、テストの安定性を長期にわたって強化する
AI、機械学習と自己修復機能により、テストコードの変更点やテストステップなどを修正でき、またアラートを表示して、開発者に迅速な修正を提案するとあります。
このことにより、テストスクリプトは、スムーズに実行され、開発者による対応が少なくて済むことになります。
先週、国内のニュースで、モリカトロン社のAIによるデバッグに関しても、上記が示唆した内容に関連すると思います。
(https://susakiworks.com/2020/10/10/news_20201004_20201010/)
私自身、Pythonや機械学習に関しては触れていますが、機械学習をテストに取り入れるには、スキルや知識が足りませんが、
ゆくゆくは、業務でも取り入れて、効率化を狙っていきたいと考えています。
□ Exadel QA Automation Practice Helps Enterprises Build Ultra-modern Digital Products
こちらは、2020年10月13日に、米国のカリフォルニア州にある「Exadel」という会社で、「QAオートメーション(QAA)プラクティス」を発表した内容となります。
こちらは、QAに特化したサービスとなり、QAコンサルティング、QA自動化フレームワークなどが用意されているようです。
Exadel社のHPにアクセスしてみました。https://exadel.com/services/engineering/quality-assurance/qa-automation/
QAオートメーションのサービスでは、以下3つのレベルが用意されています。
・ユニットテスト
・統合テスト
・自動UI(e2e)テスト
自動UIテストでは、「Gherkin」ベース「Web」ベースが用意されています。
「Gherkin」は初めて見たので、調べたところ、BDD(駆動開発)の時に使う文法とありました。
「Cucumber」と呼ばれるテストフレームワークの一部だそうです。
日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、海外の自動テストでは使われているようです。
発表された時期が今週だったためか、ツールのマニュアルやデモなどは見当たりませんでした。。。
■最後に
今回は国内2記事、海外2記事を紹介いたしました。
今後も引き続き、週ごとでソフトウェアテスト、テスト自動化に関するニュースをご紹介していきたいと思います。
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
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