【News】11月4週のニュース（QA Tech Night,IDEAL改善フレーム）

皆さん、こんにちは。
今週もソフトウェアテスト、テスト自動化に関するニュース記事をご紹介していきたいと思います。
今回は国内ニュース2記事をご紹介回したいと思います。

■記事内リンク

「国内ニュース」
・ゲームの品質管理をテーマにしたセミナー「QA Tech Night」開催
・テストプロセス改善で93件あった市場バグが10件に！ ソフトウェアのバグを削減しよう【実践編】

■国内ニュース

□ゲームの品質管理をテーマにしたセミナー「QA Tech Night」開催

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000078691.html

こちらはAIQVE ONE株式会社にて、品質管理の最新トレンド、ゲーム業界の最新技術を紹介するセミナーイベント「QA Tech Night」が開催される内容となります。
こちらのイベントでは、女性ゲームタイトルに導入したテスト自動化事例の紹介があるようです。

◇セミナー概要

ゲーム業界に関する品質についてのイベントは珍しいですね。
ご興味のある方、お時間の取れる方は参加されてみてはいかがでしょうか。

□テストプロセス改善で93件あった市場バグが10件に！ ソフトウェアのバグを削減しよう【実践編】

https://codezine.jp/article/detail/15197

こちらは、「codezine.jp」に掲載されていた内容となります。
テスト改善プロセスについてまとめられていましたので、ご紹介したいと思います。

テストプロセス改善のプロセスとして、PDCAサイクルが有名ですが、他にも「IDEAL改善フレームワーク」というものがあります。
こちらの記事では、「IDEAL改善フレーム」についてまとめられていました。

◇IDEAL改善フレーム

JSTQB AL等で掲載されている「TMMi　Framework」の解説に沿って、記事の筆者が翻訳されまとめられていました。

上記5つの工程はさらに２～４つ改善プログラムから構成されるとのことです。

◇開始工程

開始工程では、プロセス成功に向けての初期の改善体制を構築する。
ゴールを設定し、期待結果を定義
以下４つの工程で形成
・変化への刺激
・活動背景の確認
・スポンサーシップの確立
・活動体制の構築

◇診断工程

診断工程では、現状の把握と改善の機会を確認する。
以下２つの工程で形成
・現状と理想像の記述
・勧告の策定

◇確率工程

確率工程では、診断工程で承認を得た提案書を詳細化する。
アサイン可能な人員や組織の狙いなど様々な要因を考慮して優先順位、アプローチ方法、行動計画を立てる。
・優先順位の設定
・アプローチの作成
・行動の計画

◇行動工程

確率工程で立てた行動計画を実施する
・解決策の作成
・選考評価／施行の実施
・解決策の改良
・解決策の実施

◇学習工程

テストプロセス改善で何を達成し、何を達成できなかったか、効果はどうだったか、改善につながる提案をする。
・分析と検証
・将来活動を提案

「IDEAL改善フレーム」は概要レベルではありますが、ざっと確認したところ、PDCAよりも実施した行動に対しての振り返り、分析のプロセスが設けられており、PDCAよりも具体的に明記されているのではないかと思いました。
今後、私自身も深堀して学習していきたいと思います。

■最後に

今回は、国内ニュース2記事を取り上げてみました。
次週も、ソフトウェアテスト、テスト自動化に関するニュースをご紹介したいと思います。

最後まで見て頂き、ありがとうございました。

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