皆さん、こんにちは。
今週もソフトウェアテスト、テスト自動化に関するニュース記事をご紹介していきたいと思います。
今回は国内、海外ニュース2記事をご紹介回したいと思います。
■記事内リンク
「国内ニュース」
・バルテス社 「ソフトウェアテスト自動化カンファレンス2021」に登壇
「海外ニュース」
・Seleniumテストの実行時間を70%短縮する方法
■国内ニュース
□バルテス社 「ソフトウェアテスト自動化カンファレンス2021」に登壇
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000031612.html
こちらは、テスト自動化研究会(以下STAR)が主催するソフトウェアテスト自動化カンファレンス2021にテクバン社からスピーカーが登壇する内容となります。
カンファレンスは今回9回目の開催となり、テクバン社では「失敗談から学ぶテスト自動化」をテーマに登壇されるとのことです。
日程は、本日12/11となり、残りわずかではありますが、参加可能です。
・カンファレンス: | ソフトウェアテスト自動化カンファレンス2021 |
・開催日: | 2021/12/11 13:00~17:30 |
・参加: | オンライン(無料) |
・詳細URL: | https://testautomationresearch.connpass.com/event/228204/ |
ご興味のある方は、上記サイトにアクセスしてみてはいかがでしょうか。
■海外ニュース
□Seleniumテストの実行時間を70%短縮する方法
https://techbeacon.com/app-dev-testing/how-cut-your-selenium-test-run-time-70
こちらは「techbeacon.com」に掲載されていた内容となります。
掲載されたのは、11/16と先月の記事ではありますが、タイトルから気になった内容でしたので、ご紹介したいと思います。
◇課題
テスト内の多くのSeleniumコマンドがテストを劇的に遅くし、信頼性を低下させる可能性がある理由の1つは、すべてのSeleniumコマンドが無効な要素ロケーターまたは同期の問題を引き起こす可能性があることです。
◇非効率性の特定
失敗の根本的な原因は、要素(スケジューラー)を見つけることができないことです。
テストの残りの部分は、進行しない無関係で反復的なアクションの実行に費やされます。
たとえば、テストは2:12までさらに60秒間スケジューラを検索し続けます。
テストはいくつかのランダムな操作を実行し、状態を更新する可能性があります。
その後、スケジューラーの検索を続行します。
スケジューラーは、過去60秒間に表示されなかった場合、表示されません(以下を参照)。
スケジューラ要素が存在しないことを検出するために必要なのは、300秒のうち72秒だけでした。
したがって、テスト時間の76%は無駄です。
新しい情報や意味のある情報は提供されません。
これは、チームのフィードバックループが76%遅くなることを意味します。
◇ソリューション
最新のWebアプリケーションの大部分は、ロードに20秒以上かかることはないため、要素がそれより長く表示されるのを待つのは無駄です。
この主張は、テスト中のアプリからのより多くのデータでバックアップできます。
下の画像では、URLの読み込み(11:00)からユーザー名フィールドの検索とキーの送信までの時間がわずか5.75秒であることがわかります。
これは、ページを開いてレンダリングしてから要素との最初の対話まで5.75秒です。
したがって、このアプリケーションでは20秒の明示的な待機で十分です。
明示的な待機は次のようになります。
このテストは、元のテストの300秒に対して、92秒しかかからず、同じ結果になります。
◇要点
効率的なSeleniumテストの作成は非常に簡単です。
まず、要素がWebページに表示されるのを待つのに許容できる最大時間を計算します。
最新のWebアプリのほとんどでは20秒が推奨されます。
次に、明示的な待機を使用して、要素が特定の状態になるまで最大20秒間待機します。
その時点で、テストはタイムアウト例外で失敗するはずです。
これにより、要素が予想時間内にページに表示されないことがわかります。
この戦略は、ほとんどの最新のWebアプリケーションに適用できます。
■最後に
今回は、国内ニュース2記事を取り上げてみました。
次週も、ソフトウェアテスト、テスト自動化に関するニュースをご紹介したいと思います。
最後まで見て頂き、ありがとうございました。
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