皆さん、こんにちは。
今週もソフトウェアテスト、テスト自動化に関するニュース記事をご紹介していきたいと思います。
今回は国内、海外ニュース2記事をご紹介回したいと思います。
■記事内リンク
「国内ニュース」
・テクバン株式会社 特設サイトをリリース
「海外ニュース」
・ソフトウェアテストが企業に価値を提供するのはなぜですか？
■国内ニュース
□テクバン株式会社 品質ソリューションに関する特設サイトをリリース
https://biz.techvan.co.jp/tech-quality/
こちらは、テクバン社が品質ソリューションの特設サイトをリリースした内容となります。
特設サイトでは主に「ソフトウェアテスト」「テスト自動化ツール」「品質向上Blog」といった３つの内容が掲載されています。
◇ソフトウェアテスト
https://biz.techvan.co.jp/tech-quality/softwaretest/
第三者検証サービスとなる内容が掲載されています。
ソフトウェアの開発を行っているけど、品質は大丈夫か？または、テストは十分だろうか？といった際、第三者検証会社にソフトウェアテストをお願いするといったシーンがあると思います。
第三者検証会社では、主にテストフェーズ（単体テスト、統合テスト、システムテスト）とった下流工程を対応するといったシーンが多いですが、テクバン社では、上流工程から品質担保にかかわっているようです。
テスターだけでなく、品質コンサルや、プロセス改善といったことも対応可能とのことです。
◇テスト自動化
https://biz.techvan.co.jp/tech-quality/tools/
テクバン社では、テスト自動化ツール「mabl」を使用し、ローコードのテスト自動化サービスがあります。
SaaS型の環境であるため、環境構築の手間が少なく、導入することができます。
また、「mabl」では、ローコードでテストケースを作成、およびAIによる自動修復で要素変更があった場合でも対応が可能とのことです。
◇品質向上Blog
https://biz.techvan.co.jp/tech-quality/quality-blog/
こちらは、昨年の12月から連載されているブログで、ソフトウェアテストの基本となる用語や、自動化についてなど掲載されており、読み応えのある内容が掲載されています。
ソフトウェアテストに関する内容が定期的に更新されていますので、気になる方はアクセスされてみてはいかがでしょうか。
テクバン社のソフトウェアテスト、テスト自動化に関する内容は資料をダウンロードすることが可能です。
ダウンロードする場合が、申し込みフォームの入力が必要ですが、様々な資料が用意されていましたので、
ご興味のある方は、アクセスされてみてはいかがでしょうか。
■海外ニュース
□ソフトウェアテストが企業に価値を提供するのはなぜ？
https://www.softwaretestingnews.co.uk/why-does-software-testing-provide-value-to-businesses/
こちらは、「softwaretestingnews.co.uk」に掲載されていた内容となります。
ソフトウェアテストの重要性やその価値についてまとめられていましたので、ご紹介したいと思います。
◇テストはサイバー攻撃を減らす
ソフトウェアテストを実施する企業の代表者は、サイバー攻撃者が悪用する脆弱性を見つける可能性を低くします。
このような事件は、企業の利益と評判を損なう可能性があります。
たとえば、問題のソフトウェアが内部使用である場合、バグによって促進される攻撃は企業の生産性を損ない、特定の操作の一時的なシャットダウンを必要とする可能性があります。
ハッキングされた商用目的の製品をリリースする企業は、会社とその製品に対する顧客の信頼に影響を与える可能性があります。
2020年に、研究者はサイバーセキュリティソフトウェアプロバイダーに関連するいくつかの脆弱性を発見しました。
この問題により、ハッカーは、サイバーセキュリティへの備えを改善するために、同社が顧客に販売したデバイスに間接的にアクセスできるようになりました。
これは、あらゆるビジネス、特にサイバーセキュリティに特化したビジネスにとっては惨事です。
また、最近の調査では、組織の3分の1が、2021年に前年よりも多くのサイバー攻撃を経験していることがわかりました。
もちろん、サイバー犯罪者はソフトウェアの欠陥を介してネットワークに侵入するだけではありません。
ただし、このような対処されていない問題により、成功した最大のダメージを与える攻撃を簡単に調整できるようになります。
ソフトウェアテストは、企業の全体的なサイバーセキュリティ戦略を考慮に入れる必要があります。
問題を早期に発見することで、悪意のある当事者が問題に遭遇し、破壊的な目的でそれらを使用する可能性を減らすことができます。
◇テストにより、顧客の行動に役立つ洞察が得られる
多くの企業は、ユーザビリティテストをソフトウェア検査戦略に組み込んでいます。
これは、実際のユーザーに製品を試して、彼らの経験についての詳細なフィードバックを与えることを任務とします。
会社の代表者は、さらに改善が必要な側面や、期待したほど役に立たない側面に関するリアルタイムのデータを取得することもできます。
メーカーは、その場のデータを取得してヒートマップを作成し、工場のどのエリアが最も多くのトラフィックを受信しているかを判断できます。
これにより、ボトルネックを回避し、建物のレイアウトを最適化できます。
ソフトウェアテストからのリアルタイム情報は、同様の目的を果たすことができます。
たとえば、ユーザーが特定の機能を操作するのに費やした時間を企業に示すことができます。
あるいは、ソフトウェアの使用中に人々が混乱したりイライラしたりするかどうかが明らかになる場合があります。
ソフトウェアタイトルが広くリリースされる前にこれらのことを知っていると、ほとんどの問題が解決された状態で製品を市場に出す可能性が高くなります。
これは、製品がターゲットオーディエンスに可能な限り魅力的であることを保証するのに役立ちます。
また、企業がソフトウェアを再設計したり、多数の新機能を追加したりした後も、テストによって貴重なフィードバックが得られます。
このような変更がほとんどのユーザーを喜ばせると想定することは、潜在的にコストのかかる間違いです。
ソフトウェアテストはそれが事実であるかどうかを検証し、企業が顧客を満足させるために必要な改善を行うことを可能にします。
◇テストにより信頼性が向上する
多くの業界では、ソフトウェアを使用して時間に敏感なタスクを管理し、大規模なプロジェクトを予算内に収めて時間どおりに完了しています。
調査によると、大規模な建設プロジェクトの完了には、計画よりも20％長くかかります。
ソフトウェアは、ユーザーの可視性を高め、チームが迅速かつ簡単にコミュニケーションできるようにすることで、このような指標を改善できます。
どの業界がソフトウェアを使用しているかに関係なく、顧客に到達する前にそのような製品を注意深くテストすることは、企業の利益に役立ちます。
また、ユーザーが後でリリースされる製品に忠実になる可能性も高まります。
信頼できる製品を市場に出すことは、顧客が迅速な投資収益率を見たいと望んでいるため、非常に重要です。
ヘルスケアのような業界では、ソフトウェアのバグ、不格好なインターフェイス、または繰り返し発生するエラーメッセージが、プロバイダーのワークフローを遅くしたり停止したりすることで、患者のケアの質を犠牲にする可能性があります。
また、個人が製品に気付く前に意見を出し始めることも注目に値します。
さらに、ビジネスでソフトウェアを使用する人々は、雇用主から自分の経験についての考えを提供するように要求される可能性があります。
ある会社が500人のチームのために新しいソフトウェアに投資し、グループの4分の3から、その製品が生産性を妨げたり、その他の問題を引き起こしたりすることを聞いたとします。
その場合、顧客はそれを再度購入することはないでしょう。
ビジネスリーダーは、堅牢なソフトウェアテストを全体的な品質管理の重要な部分と見なすように努める必要があります。
ユーザーが製品がほとんどの場合正常に機能し、真のメリットをもたらすことに一般的に同意する場合、ユーザーは、製品が利用可能になったら、会社から新しいソフトウェアを購入する可能性が高くなります。
彼らはまた、ブランドについて好意的な意見を持つでしょう。
◇テストは、ソフトウェア会社の従業員が時間を最大限に活用するのに役立つ
ソフトウェア発行者は、社内の従業員にソフトウェアテストを実施させない場合があります。
サードパーティのテストサービスを専門とする多くの企業は、高品質の結果に貢献する自動化されたツールやその他のリソースを持っています。
テストが企業内で行われる場合でも、他の場所で処理される場合でも、ソフトウェア会社の従業員が顧客のニーズをより適切に満たすのに役立ちます。
たとえば、テスト結果から、ソフトウェアが特定のオペレーティングシステムまたは特定のブラウザ内で異常な動作を示すことが明らかになる場合があります。
テストは、ソフトウェアが今日の市場で成功するために必要な適応性を備えていることを確認するのに役立ちます。
テストでプラットフォームベースの問題が明らかになった場合、会社の開発専門家は、問題を可能な限り迅速に特定して解決する場所と方法について、より明確なアイデアを持っています。
これらのテストが提供する詳細がなければ、ソフトウェア開発者は、顧客が使用する可能性のあるさまざまなデバイスやセットアップで製品が期待どおりに機能することを合理的に確信できません。
ソフトウェアテストは、特定された問題の修正が実装される前であっても、企業のカスタマーサービスチームに有用な詳細を提供します。
たとえば、テストでWindows 11のバグが明らかになった場合、コールセンターチームはその情報を使用してユーザーの苦情に対処できます。
◇テストは会社のブランド力を反映する
ここで詳細に説明されているテストの利点に加えて、ソフトウェアのチェックを担当する担当者は、このプロセスは、企業が顧客体験が重要であることを示す方法であることを覚えておく必要があります。
通常の使用中にソフトウェアの欠陥を発見した後、ある人は当然のことながら、企業が収益を改善するために製品を市場に急いで投入したと結論付けるかもしれません。
徹底的なテスト戦略を展開しても、必ずしもすべての問題が明らかになるとは限りません。
それでも、それは、ビジネスが経験する問題を減らすためにすべての正しいステップを踏んだことを顧客に示すための優れた方法です。
ユーザーがそのような印象を持っていると、ソフトウェアブランドとの取引を継続する可能性が高くなり、知っている人にそれに従うように勧めます。
■最後に
今回は、国内ニュース2記事を取り上げてみました。
次週も、ソフトウェアテスト、テスト自動化に関するニュースをご紹介したいと思います。
最後まで見て頂き、ありがとうございました。
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