みなさん、こんにちは。
今回は、MacOSのFinderに関する操作と、Terminalでよく利用するコマンドをまとめてみました。
私自身、Windowsユーザーですので、MacOS側の知識は色々調べてみて、特に必要と思われるものをピックアップしました。MacOSのverは、最新のMacOS11 Big surとなります。
■記事内アジェンダ
「Finder」
・ファイルパス関連
・隠しファイル表示
・iTunes無しでのiPhoneのUDID確認
■Finder
□ファイルパス関連
◇パスバーの表示
パスバーと呼ばるパスの項目を表示します。
・表示<パスバー表示
◇サイドバーにファイル階層のショートカット追加/削除
WindowsOSでのフォルダショートカット、クイックアクセスのようなものです。
・追加
ファイル>サイドバーに追加
・削除
サイドバーを右クリック>サイドバーから削除
◇パスの表示
WindowsOSのフォルダーパスを表示するような操作です。
①表示したいフォルダーの階層に遷移して、右クリック
②右クリックのメニューを表示した状態で、Optionキーを押下
③◯◯のパスをコピーを選択(コピー部分の表記が変わります。)
自身のユーザーフォルダ配下だと、以下のように表示されます。
/Users/susaki
◇指定したパスへの遷移
コピーしたパスに遷移する際に使います。
①Finderを開き、command+shift+G
②テキストボックスで遷移したいファイル階層を指定
□隠しファイル表示
隠しフォルダを表示します。
隠しファイルを編集する際は、OS等影響しますので十分に注意ください。
Command +Shift +.
(Macintosh HD直下の隠しファイル)
□iTunes無しでUDIDを確認する方法
最近、iTunesみなくなったなぁとおもったら、ファイルの同期等はFinderになったようです。
「公式情報」
https://support.apple.com/ja-jp/HT210200
ここではFinderを使ったiPhoneのUDID確認を記載しています。
①Finderを開き、iPhoneをMac pcと接続
②その後、端末アイコンが表示されている部分をクリックしていくと、UDIDが確認できます。
③ファイルの同期、バックアップ等もこの画面で行えます。
■Terminal
□zsh関連
Windowsでは、Java、AndroidStudioなど特定のファイル階層を設定する場合は、システム環境変数で設定することができましたが、Macでは、zsh、bash等と呼ばれるものがあり、big surの前のOS ver(Catalina)から「zsh」が推奨になった模様です。
Mac Book Airを買った当初、コレについて意味が分かりませんでした。。。
ネットで探しても、bashの記事が大半を占めており、情報を集めるのに時間を有しました。
これからMacでJavaなど特定ファイルのパスを設定するケースなど、ご参考にいただければ幸いです。
◇ログインシェルの設定
まず、ログインシェルと呼ばれるものを設定していきます。
デフォルトで読み込むシェルを設定することができます。
ここで、「zsh」が読み込まれるように、以下設定を行います。
①リンゴマーク>システム環境変数>ユーザーとグループを選択します。
②ウィンドウ左下の鍵アイコンを選択>パスワードを入力してロックを解除します。
③ユーザー名で右クリック>「詳細オプション」を選択します。
④ログインシェルを「/bin/zsh」に設定、ホームディレクトリを確認します。
(私の場合、/Users/susaki)
⑤ユーザーの鍵アイコンをロック状態に戻します。
◇反映後の確認
ホームディレクトリ、zshがログインシェルとなっているか確認しましょう。
ターミナルで以下コマンドを入力します。
echo $SHELL
私の場合、「/bin/zsh」と返ってきました。
◇zprofileの作成
ログインシェルを「zsh」に設定しましたので、プロファイルを作成し、これにパス等設定していくこととなります。
ターミナル起動後、以下コマンドを入力し、zprofileを作成します。
このzprofileにJava、Android Studioなどのパスを設定していきます。(パス設定については次回)
・touch .zshrc
zprofileは、ホームディレクトリに作成されます。
コマンドで Open .zprofileと入力するか、ファイルをダブルクリックで開くこともできます。
□Tearminalでよく使うコマンド
以下Terminalでよく使いそうなコマンドをまとめてみました。
・ls
ファイル階層のリストを表示します。
・ls -a
ディレクトリ一覧を表示します。
・cd パス
入力したファイル階層に移動
例:cd Users/susaki
・echo $PATH$
パスを確認します。
・Clear
コマンド履歴を消去します。
・find / -name ファイル名
ファイル名を探します。
・sudo 実行ファイル名
ファイル、コマンドを管理者権限で実行します。
上記入力後、パスワードを求められるので、解除しましょう。
・mkdir フォルダ名
フォルダを作成します。
・source ~/.zshrc
zprofileなど変更した内容を反映します。
反映を確認する際は、Terminalを一度終了させ、再度Terminalを起動します。
■最後に
今回は、MacOSのFinder、Terminalにフォーカスをあてた操作内容をまとめてみました。
Macを初めて使われた方など、参考頂ければ幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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