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【News】11月4週のニュース(Autify採用事例,GIHOZ提供開始,「Testablish」セミナー 他)

皆さんこんにちは。
今回もソフトウェアテスト、テスト自動化に関する国内、海外ニュースをご紹介したいと思います。
今回は、国内ニュース3記事、海外ニュース1記事をご紹介したいと思います。

■目次リンク

「国内ニュース」
株式会社ROBOT PAYMENT『請求管理ロボ』の品質管理にテスト自動化プラットフォーム「Autify」を採用
ベリサーブのクラウド型テスト技法ツール「GIHOZ」、オープンベータ版を提供
「Webアプリケーション テスト自動化ツール」無料オンラインセミナー

「海外ニュース」
Growing A Culture of Quality

 

■国内ニュース

□ 株式会社ROBOT PAYMENT『請求管理ロボ』の品質管理にテスト自動化プラットフォーム「Autify」を採用

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https://www.jiji.com/jc/article?k=000000009.000049466&g=prt

こちらは、Fintech(FinanceとTechnologyを組み合わせた造語で、従来の禁輸サービスと技術を組み合わせたもの)業界を牽引する株式会社ROBOT PAYMENTがAutifyを採用したニュースとなります。
Autifyに関しては、以前DeNA社、セールスフォース社、zozo社のECサイト等の品質向上のテストツールとして、紹介させていました。
今回は、Fintich領域で、決算・資産移動・請求・料金回収業務の自動化に邁進する「ファイナンシャルロボット」の品質管理にAutifyが採用されたとのことです。

株式会社ROBOT PAYMENTでは、QAエンジニアがいらっしゃらず、かつエンジニアリソースが割けれないとのことで、Autifyの導入に至ったそうです。
確かに、QCエンジニアが在籍されていないケースなどは、Autifyなど自動化、管理ツールを導入することで、品質をカバーできると思います。
ただ、個人的には、Autifyに関わらず、人の目による管理も必要であると考えます。

Autifyに関しては、今後も様々なECサイトやWebサービスで活躍されるシーンが増えていかれると思いますので、その動向も引き続き追っていきたいと思います。

 

□ ベリサーブのクラウド型テスト技法ツール「GIHOZ」、オープンベータ版を提供

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https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1291210.html
こちらは、第三者検証会社のベリサーブ社がクラウド型テスト技法ツール「GIHOZ」のオープンベータ版を提供開始のニュースとなります。
オープンベータ版とあり、アカウントを登録することで、すぐに利用できるとのことです。

ベリサーブ社社の「GIHOZ」ページにアクセスしてみました。
https://www.veriserve.co.jp/gihoz/
上記サイトを覗いてみると、自動テストといったものではなく、テスト技法を選択し、テストケースを作成するサービスのようです。
テスト技法は、主にペアワイズ法、状態遷移テスト、デシジョンテーブル、境界値分析などをサポートしているようです。

第三者検証会社ならではといったツールだと思いました。
テスト観点やテストケースを作成する上で、重宝するツールだと思います。

ご興味のある方は、上記サイトにアクセスしてみてはいかがでしょうか。

□ Webアプリケーション テスト自動化ツール「Testablish」の無料オンラインセミナー

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(Testablishより)
http://pressrelease-zero.jp/archives/162905

こちらは、株式会社SRA社が12/18に、Webアプリケーションテスト自動化ツールについての無料オンラインセミナー開催の内容となります。
先週、先々週のバルテス社、ベリサーブ社など、12月はWebでのオンラインセミナーが複数用意されていますね。

SRA社の今回のセミナーについては、「Testablish」と呼ばれるWebアプリケーションのテスト自動化ツールについてのご紹介とのことです。
Testablishは、Seleniumのテストコードをノンプログラミングで自動生成できるとのことです。

Testablishのページを覗いてみました。
https://www.sra.co.jp/testablish/

Testablishの特徴や使い方などのデモ動画が細かく掲載されていました。
目を引いた機能として、ノンコードで、テスト要素をドラッグ&ドロップで組み立てていき、テスト自動化のステップを作成することや、
テスト結果はエクセルベースで出力されるものがありました。
ブラウザベースのサービスをテストする際に、かなり有効なツールではないかと思います。

Testablishのセミナーは以下情報となっています。
・日時:2020/12/18(金) 15:00~16:00
・セミナー形態:Webセミナー(ZOOMを使用)
・定員:50名
・申込URL:https://www.sra.co.jp/testablish/resources/webinar.html

ご興味のある方は、セミナーに参加されてみてはいかがでしょうか。

 

■海外ニュース

□ Growing A Culture of Quality

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https://www.softwaretestingnews.co.uk/growing-a-culture-of-quality/

こちらは、「品質の文化をはぐくむ」といった内容の記事になっています。

ビジネス全体でテストの認識を向上させるために、以下5つのことが挙げられています。
1.最終目標を定義する
個人、またはチームで取り組むときの目標を定める。

2.テスターが行うことを伝える
ソフトウェアの開発などにおいて、ソフトウェアのテストを行うシーンで、テスターが行う内容を伝える。
これは、テスターによるテストを実施することで、テストの容易性、継続的にテストを行うことで、ソフトウェアの品質向上を示すことができる。

3.タイムシェアリングのベストプラクティスを使う
チーム内でのコミュニケーションを深め、チーム全体でテストのアプローチやベストな方法を探す。

4.共有する
テストに関するイベント、Webセミナー、オンラインコースの受講など、ビジネスと共有する場を広げる。

5.新しいプロセスを定義し、テストの価値を証明する
開発工程となる上流から、テストを考慮した内容をチーム内で確認、共有し、ソフトウェアの品質向上を務める。

また、上記に関し手のプロセスモデルが「Share」⇒「Build」⇒「Drive」⇒「Engage」⇒「Share」・・・とまとめられています。
その他にも、ビジョンをきちんと持つこと、品質のプロセスを改善すること、リフレクト、リピートと繰り返すことなどが述べられていました。

私の英語の知識が乏しく、うまく伝えられず、すみません。

記事の内容自体は、ボリュームがありますので、詳しく見られたい方は、以下のページで参照頂ければと思います。
https://www.softwaretestingnews.co.uk/growing-a-culture-of-quality/

■最後に

今回は国内ニュース3記事、海外ニュース1記事をご紹介させていただきました。
今後もソフトウェアテスト、テスト自動化に関するニュース記事をご紹介していきたいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

サイトトップへ
https://susakiworks.com/

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