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【業務効率化】OneNote for Windows 10(特徴、導入方法、基本的な使い方)

皆さん、こんにちは。
今回は、Microsoft Outlookアカウントを所有していれば、PC、スマートフォン問わず利用できる「OneNote」についてご紹介したいと思います。
「OneNote」の特徴、導入方法、基本操作について述べていきたいと思います。

「記事内目次」

OneNoteの特徴
・テキストなどを複数のセクション(カテゴリ)、ページに分けて管理
・ テキストのみではなく、Wordのように書式設定が行える
・ ちょっとした画像保存に使える
・ YouTubeなどのリンクを設定することで、動画もOneNote上で視聴できる
・ Microsoft Outlookのアカウントがあれば、デスクトップPC、ノートPC、スマートフォンと同期できる

導入方法
・Outlookアカウントの作成
・OneNoteの起動、アプリインストール

基本的な使い方
・セクションを作成
・ページを作成
・テキスト入力
・画像、動画リンク設定
・同期方法

■OneNoteの特徴

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OneNoteの特徴は主に、以下について挙げることができます。

□ テキストなどを複数のセクション(カテゴリ)、ページに分けて管理

皆さんは、仕事やプライベートでメモを取る場合、どのようなツールを使ってらっしゃるでしょうか?
アナログな場合は紙とペン、ノート、付箋、手帳、デジタルであればメモ帳といった方が多いと思います。
メモしたときはどのツールでも良いかと思いますが、情報を整理する場合困ったことなどないでしょうか?
情報量が多い場合など、「あの時メモした情報はどこだろう?」と思ったことはないでしょうか?
アナログなノートであれば、めくって調べる必要があり、メモ帳ファイルであれば、デスクトップやフォルダからアクセスする必要があったりします。

OneNoteを使うことで、キーワード検索で特定のワードを検索したり、「セクション」で用途に分けて使ったり、「ページ」で複数の内容をまとめたりすることができます。
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□ テキストのみではなく、Wordのように書式設定が行える

OneNoteでは、蛍光ペン、箇条書き設定、見出し設定など、Microsoft Wordのような書式設定が行えます。
メモ帳や付箋ソフト、アプリでは設定できないようなことも、OneNoteでは行うことができます。
一時的なメモを書く場合などにとどまらず、長文を書く場合などにも有効です。
私自身、本ブログの記事を書く際、OneNoteで下書きを行っており、とても重宝しています。
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□ ちょっとした画像保存に使える

OneNoteではネットで気になる内容の記事や画像など、一時保存として使うこともできます。

以前、「Windows10ショートカット25選」の記事にて、Shift+Windows+sキーで画像を範囲指定で切り取りし、OneNoteでペーストすることで、
一時的な画像保存としてまとめることができます。
https://susakiworks.com/2020/10/28/windows10_shortcut_25selections/

ペイントツールなどで画像を保存し、デスクトップや、フォルダ内に格納することなくOneNoteで画像の一時的な保存が行えます。
必要に応じて、OneNoteで一時保存した画像をペイントツールでペーストし、ファイル保存するといったことも可能です。
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□ YouTubeのリンクを設定することで、動画もOneNote上で視聴できる

これは最近知ったことなのですが、Youtubeの動画リンクをOneNoteに貼ると、Youtube動画をOneNote上に配置することができます。
YouTube内でも、動画のお気に入り登録や履歴から再アクセス等行えますが、気になった動画などメモを取る場合に便利かと思います。
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□ Microsoft Outlookのアカウントがあれば、デスクトップPC、ノートPC、スマートフォンと同期できる

これはOneNoteの特徴的な機能で、アカウント一つ持っておくことで、PCとスマートフォン等同期が行えます。
例として、おいしいお店のURL情報やGoogleマップの位置情報などをPCで調べ、スマートフォンにその情報を受け渡す際、自身あてでメールなどで情報を送り、
スマートフォンに共有していました。
OneNoteの場合、PCとスマートフォンにOneNoteを導入しておけば、いつでも同期が取れるため、デバイス間のやり取りの手間が省けます。
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■OneNoteの導入、基本的な使い方

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□OneNoteの導入、設定

OneNoteを利用する際、MicrosoftOutlookのアカウントが必要になります。
アカウント自体も作成が簡単なので、以下の手順で作成することができます。

1.Outlookページに遷移し、アカウントを作成
(メールアドレスのドメイン、パスワードを設定)
2.PC、スマートフォンにOneNoteをインストール
3.アカウントの同期

□基本的な使い方

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◇ セクションを作成

OneNoteを起動後、まずはセクションを作成してみましょう。
このセクションは、メモを保存するフォルダ分け、カテゴリ分けのようなものです。
以下操作で設定が行えます。
1.画面下部の「+セクションの追加」を選択し作成
2.セクション名を設定
3.セクションを右クリックし、色を設定

◇ ページを作成

「+ページの追加」からメモごとを作成することができます。
メモ帳であれば、メモ帳のファイルごとに保存する必要がありますが、OneNoteでは、セクションでまとめられますので、
アクセスもしやすく、管理も行いやすいです。
メモ帳のタイトルをドラッグすることで、並び順など任意に設定することができます。

◇ テキスト入力

ページを作成した後は、任意の位置で自由にテキストを入力することができます。
ページの任意の場所をクリックし、テキスト入力位置が表示されるので、そこからテキスト入力が行えます。
テキスト入力後は、画面上の「ホーム」タブで、太字、斜体、蛍光ペン、箇条書き、見出し設定など行えます。

◇ 画像、動画リンク設定

Shift+Windows+Sキーで保存した画像をCtrl+vで張り付けたり、「挿入」タブのファイルや、画像からOneNoteのページに張り付けが行えます。
動画は、YoutubeなどのURLリンクをOneNoteのぺージに張り付けることで、OneNote内で動画視聴することもできます。
Youtubeの他、サポートしている動画形式は以下に掲載されていますので、ご参照頂ければと思います。
https://support.microsoft.com/en-us/office/embed-content-in-onenote-fd5abf7d-abd4-4902-8e5f-93088c45b11d?ui=en-us&rs=en-us&ad=us

◇ 同期方法

同期については、画面右上の「ページの同期状態」から同期を行うことができます。
また、デスクトップPCで利用しているOneNoteの情報をスマートフォン版のOneNoteと共有する場合は、同じアカウントでログインすることで、
共有することが可能です。

 

■最後に

今回は、OneNoteの特徴、導入方法、基本的な使い方について述べてみました。
仕事やプライベートで、メモ帳や付箋等を使われている方など、OneNoteで一元管理を試みては如何でしょうか。

以上、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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今すぐ使えるかんたんmini OneNote 基本&便利技[OneNote for Windows 10対応版]
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