皆さん、こんにちは。
今週から週ごとのSoftware Test、Test Automationについてのニュースのまとめ記事を投稿していきたいと思います。
国内のニュースだけでなく、海外のニュースもなるべくキャッチアップしていければと考えています。
また、可能な限り、各ニュースに対して、深掘りして私自身の見解を述べていきたいと思います。
■今週（2020/08/16～2020/08/22）のニュース
□国内ニュース
・8/17（月）
DeNA、E2Eテストツール「Autify」導入でQAの工数を15パーセント削減
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000049466.html
・8/19（水）
ソフトウェアテスト及びQAサービス市場の動向、2020年～2025年までビジネスチャンス
https://goq.to/MDA4OTM2
□海外ニュース
・8/16（日）
Case study: Vodafone dials up end to end test automation for SAP S/4HANA
https://www.mobileeurope.co.uk/features-me/15045-vodafone-dials-up-end-to-end-test-automation-for-sap-s-4hana-speed-and-innovation
・8/20(木)
MINNIM Software Continues to Drive Scriptless Test Automation Forward with Alchemy 2.0
https://www.einnews.com/pr_news/524390994/minnim-software-continues-to-drive-scriptless-test-automation-forward-with-alchemy-2-0
■国内ニュース
□「DeNA、E2Eテストツール「Autify」導入でQAの工数を15パーセント削減」
参考URL：
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000049466.html
DeNAさんの会社で、「Autify」というテスト自動ツールにより、QAの工数を削減した事例のニュースです。
Autifyの概要、料金について
この「Autify」について、少し調べたところ、同名の会社が月額制でサービスを行っていました。
https://autify.com/ja
月額では、以下の2パーターンが用意されています。
・Micro：\50,000/月
・Contact US
対象としては、Webアプリケーションのみとのことです。
モバイルのブラウザも対象となっていました。
個人的には、若干割高なサービスと思いますが、大手企業のWebアプリケーションで、外部からスポット（短期間）でテストリソースを割いていたケースなどは、工数削減につながりそうです。
Autifyツールに関する他情報について
「Autify」さんのサイトでは、同ツールのガイド、セミナーなども用意されています。
ブログなども読みごたえはありそうです。
また、ユーザーガイドもありました。
https://docs.autify.com/ja/
ユーザーガイドを確認したところ、でも動画があり、こちらを確認すると、Web操作を一度行い、その操作を記録して、テストシナリオを作成する形式となっていました。
私のブログで紹介したテスト自動化の「Katalon Recorder」に似ていました。
ブラウザ操作の対応表もあり、こちらのツールを導入予定の企業さんは、参考になると思います。
□ソフトウェアテスト及びQAサービス市場の動向、2020年～2025年までビジネスチャンス
参考URL：https://goq.to/MDA4OTM2
こちらは、題名の通り、ソフトウェアテストのビジネスが今後拡大するであろう記事内容となっています。
上記サイトから、外部リンクのレポートがありそちらで、詳しいレポートが参照できるとのこと。
上記サイト記事について
コロナウィルスの影響により、Webアプロケーション、モバイルアプリケーションのテストはますます需要が増えてくると考えます。
日本でも、リモートワークの導入が増えてくる中で、今までオフィス内でのテスト業務がメインでしたが、オンラインでのテストや
テスト自動化による工数削減など、焦点となってくると思われます。
オンラインでのテストに関して、テスト実施後のレポート、分析結果なども併せて今後重要になってくると思われます。
■海外ニュース
□Case study: Vodafone dials up end to end test automation for SAP S/4HANA
上記サイト記事について
こちらは、英国のVodafone社がテスト自動化により、テストケースが200％高速化、SAP S / 4HANAの実装テストの速度が上がったニュースとなります。
Vodafoneと聞くと、なつかしさがありますね。
「SAP S / 4HANA」というワードを初めて見たので少し調べたところ、以下となっていました。
「ドイツのソフトウェア企業SAP SE社のインメモリーデータベース「SAP HANA」を標準プラットフォームとする同社の第4世代のERP（統合基幹業務システム）製品である。」Wikipediaより。
財務会計、管理会計、販売管理、人事管理などの様々なソフトウェアコンポーネントから成り立つソフトウェアと思われます。
Vodafoneは、上記ソフトウェアのテストケースのメンテナンス、用件～リリースまでの監査証跡が無いため、各工程の状況を評価する方法が課題だったと記載されていました。
それを解決したのが、「Tricentis」というソフトウェアテストツールとのことです。
「Tricentis」について
https://www.tricentis.com/
こちらのツールは、主に以下の内容についてサポート、対応してるとのことです。
・アジャイルテスト管理
・自動継続テスト
・負荷テスト
・影響分析
・分析
アジャイル開発内のテスト工程の管理や、バグ及びタスク管理の「JIRA」との連携、分散負荷テスト、分析グラフなどが対応しているとのことです。
料金体系は以下2つのモデルが用意されていました。
・Regular Consulting Subscription
・Enterprise Consulting Subscription
詳しい料金価格は、申込しないとわからないようです。
VodafoneもDeNA同様、テストツールを導入したことで、コストを削減したNEWSとなっていました。
□MINNIM Software Continues to Drive Scriptless Test Automation Forward with Alchemy 2.0
・参考URL:
https://www.einnews.com/pr_news/524390994/minnim-software-continues-to-drive-scriptless-test-automation-forward-with-alchemy-2-0
こちらは、Alchemy2.0のリリース情報の記事となっています。
Alchemy 2.0について
「Alchemy 2.0」の詳細については、以下ページに掲載されていました。
https://www.minnimsoft.com/home
こちらは料金モデルとして、以下のように明確に表記されていました。
個人的に、このように月々いくらかかると明記されている方が、テストツールを導入する企業には親切であると思います。
・90日間の無料ライセンス
・125ドル/月
機能については、以下の画面のような構成で、プロジェクト作成、テストケースを作成、テストステップのノードを組み立てていく手順となっているようです。
テストのステップとなるノードは、画面左の項目から選択、及びドラッグ＆ドロップで視覚的に組み立てることができるようです。
結構面白そうと思いました。
■最後に
今回は、2020/08/16~2020/08/22までの国内、国外のSoftware Test、Test Automationについてのニュース記事をピックアップしてみました。
国内に限らず、海外に目を向けると、情報をキャッチアップする幅が広がると思います。
これからも、毎週テストに関するニュースをピックアップし、私なりの所感も含めて、記事を投稿していきたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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