20201114_title

【News】11月2週のニュース(バルテス社セミナー,TestComplete発売,NeedleWorkアップデート 他)

皆さん、こんにちは。
本日もソフトウェアテスト、テスト自動化に関する国内、海外ニュースをご紹介していきたい思います。
今回は、国内ニュース3記事、海外ニュース2記事をご紹介したいと思います。

「国内ニュース」
好評につき追加開催決定!開発エンジニア向け『システム設計書の書き方改革無料セミナー』 ~QCD向上を狙う作成テクニックを伝授~
エクセルソフト、ソフト自動テストツールの最新版「TestComplete 14.70」発売
ネットワークテスト自動化アプライアンス「NEEDLEWORK」をアップデート  新たにHTTPS、FTP をサポート

「海外ニュース」
Progress Accelerates Test Automation and Delivers Unparalleled Productivity Optimizations with New Release of Test Studio
Want To Deliver Better Software Faster? Use Automation

 

■国内ニュース

□ 好評につき追加開催決定!開発エンジニア向け『システム設計書の書き方改革無料セミナー』 ~QCD向上を狙う作成テクニックを伝授~

20201114news_image01
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000030691.html

こちらはバルテス株式会社が12月18日(金)に、無料共催セミナー「システム設計書の書き方改革」について開催する内容となっています。
前回、2020年9月に開催された際、500名近い参加があったとのことで、今回は追加開催のとなるようです。
今回は定員300名となっており、応募多数の場合は、先着順となっているようです。

こちらのセミナーの概要は以下の申込フォームから確認することができました。
https://products.sint.co.jp/obdz/seminar/20201218
・セッション1:テスト専門会社から見た”品質・効率の良い設計書”の書き方
・セッション2:標準化を意識したシステム設計書の書き方
・セッション3:質疑応答

私は、テスト領域の設計や、上流の開発プロセスなど作成等携わったことがありますが、「システム設計」に関しては、具体的に携わったことが無かったため、知見を広めるため、早速応募致しました!

ご興味のある方は、参加は無料となっており、有益な内容と思いますので、参加されてみてはいかがでしょうか?

□ エクセルソフト、ソフト自動テストツールの最新版「TestComplete 14.70」発売

20201114news_image02(XLSOFT社より)
https://www.weeklybcn.com/journal/news/detail/20201111_178204.html
こちらは、XLSOFT社かrGUIのテスト自動ツール「TestComplete 14.70」に関する記事内容となります。
「TestComplete」は、デスクトップ、ウェブ、モバイルアプリケーションに対応していて、機能テスト、回帰テスト、単体テスト、データ駆動型テストが作成可能とのことです。
テスト対象プラットフォームも、Windowsアプリケーション、ウェブモバイル、Android、iOSなど幅広く対応しているとのことです。
テストの結果やエビデンスなども、対応しているとのことです。
「TestComplete」の価格は、プラットフォーム別で分かれているようで、約12万4000円~となっています。

「XLSOFT」社のぺージを覗いていました。
こちらでは、今回に「TestComplete」の他、ビジネスの効率化に役立つ様々なソフトウェアが販売されていました。
「TestComplete」の専用ページにアクセスしてみたところ、機能の一覧、デモ動画なども掲載されており、個人的にはかなり魅力的なソフトウェアであると思います。

自動テストに関して、操作による記録他、キーワードテスト、スクリプトテストが用意されていて、JavaScript、Pythonmなど5種類の言語に対応しているとのことです。
他にもテストログ、バッチでの自動処理なども行うことができるようです。

こちらの「TestComplete」について、もっと知りたい方は、以下「XLSOFT」のサイトにアクセスしてみては、いかがでしょうか?
https://www.xlsoft.com/jp/index.html

 

□ ネットワークテスト自動化アプライアンス「NEEDLEWORK」をアップデート  新たにHTTPS、FTP をサポート

20201114news_image03
(NEEDLEWORK社より)
https://www.dreamnews.jp/press/0000225672/
こちらは、株式会社エーピーコミュニケーションズ社のネットワークテスト「NEEDLEWORK」にて、ポリシーテストのプロトコルに「HTTPS」「FTP」を追加したニュースとなります。
この「NEEDLEWORK」は、10月30日にリリースされ、主にネットワーク構築後に実施する以下テストに対応できるものとなっているようです。
・ファイアウォール、ルータ等のACLに対するポリシーテスト
・ネットワークテスト(経路、通信断時間測定)
・負荷テスト(トラフィック/セッション)

これらのテストは、自動処理されるとのことで、人的ミスを限りなく無くし、テスト工数を大幅に削減できるものとなっているようです。
今回、HTTPS、FTPに対応したことにより、UTM機能(URLフィルタリング)テストに活用できるとのことです。

NEEDLEWORKのページものぞいてみました。
こちらでは、機能しよう、価格、ユーザー事例など掲載されており、デモ動画でポリシーテストの概要を確認することができます。

価格としては、永久ライセンス、月額ライセンスが用意されています。
人員工数、テスト工数を削減する場合、こちらのソフトウェアを導入するのは、かなり有益なのではないかと思います。

私は、ネットワーク系のテストは行ったことが無かったので、とても興味深い内容でした。
ご興味がある方は、以下「NEEDLEWORK」社のページにアクセスしてみてはいかがでしょうか。
https://www.ap-com.co.jp/ja/needlework/

 

■海外ニュース

□ Progress Accelerates Test Automation and Delivers Unparalleled Productivity Optimizations with New Release of Test Studio

20201114news_image04
(Progress社より)
https://www.globenewswire.com/news-release/2020/11/10/2123871/0/en/Progress-Accelerates-Test-Automation-and-Delivers-Unparalleled-Productivity-Optimizations-with-New-Release-of-Test-Studio.html

こちらの記事は、米国の「Progress」社が「Test Studio」というテスト自動化サービスを新しくリリースした内容となります。
「Test Studio」は、主にWeb向けのUIテストが行えるとのことです。
今回のリリースでは、主に以下の内容が追加、更新されたとのことです。
・ツールバー:蛍光ペンなどのマーキング
・UI:画面検証などのUI更新
・パフォーマンス:機能全体の高速化、パフォーマンス向上により、テストの実施記録等改善

「Progress」社のサイトを覗いてみました。
「Test Studio」についての概要、機能テスト、APIテスト、負荷テストの紹介、本ツールのトレーニングカリキュラム、機能の紹介動画など、
かなりの情報量が掲載されていました。
やはり動画によるツールの紹介が掲載されていると、とても分かりやすくどのような手順で行われるかが直感的にわかります。

価格も永久ライセンスが2パターン用意されており、$2,499~となっていて割高でしたが、機能が豊富ですので、妥当かもしれません。
ご興味がある方は、「Test Studio」のページにアクセスしてみては、いかがでしょうか。
https://www.telerik.com/teststudio

□Want To Deliver Better Software Faster? Use Automation

20201114news_image05(Devops.comより)
https://devops.com/want-to-deliver-better-software-faster-use-automation/
こちらは、ソフトウェアをより早く提供するには、自動化を使用してみませんか?といった内容の記事となります。

こちらの記事では、市場調査の結果を踏まえたうえで、テスト自動化について記載されています。
「Kobiton」と呼ばれるモバイルアプリテストのサービス会社の調査結果では、以下となっているとのことです。
・テストの自動化はソフトウェア品質の資産になると半数以上(55%)が回答
・しかし、回答者の76%がソフトウェアリリース前に、自動化ではなく手動によるテストを実施

この記事の筆者は、現在テスト自動化の動きは、少しずつではありますが増えてきていると述べています。
しかし規模に対してその割合が不十分とも言っています。

テスト自動化においては、「小さく始めて次第に拡大していくことが望ましい」と述べています。
自動化を組織内で展開し成功させるには、個人のみではなく、組織的なサポートが不可欠とも語っています。
確かにこれはその通りだと、私も思います。

ユニットテストの他、統合テスト、システムテストなど、開発段階で、ソフトウェアの画面IDや自動テストも考慮した設計を行うなど、テストチーム以外の開発やデザインの領域でも協力が必要と思います。
ユーザビリティを考慮することも、もちろん大切ですが、開発やテストといった提供する側のソフトウェアの管理のしやすさなども、考慮が必要ではないかと思います。

この筆者は「自動化のプールに飛び込む」と最後に述べており、ためらうことなく、自動化に取り組んで行くことで、ソフトウェアをより早く市場に投入し、ビジネス上でのメリットを享受できると書いてあります。
自動化でコストがかかるなどの意見がありますが、それでは確かに新しいイノベーションは起こせませんし、昨今の変化にも追いつけなると思います。
自動化の導入で失敗した場合は、どのようなことが失敗の原因となったかなど、新しく情報を得ることができます。
自動化を取り入れて失敗したからといって、無駄にはならないと私も思います。

ソフトウェアの自動化に関する面白い記事と思いましたので、ご紹介させていただきました。

 

■最後に

今回は国内ニュース3記事、海外ニュース2記事をご紹介いたしました。
今後もソフトウェアテスト、テスト自動化に関する有益な情報をまとめてお伝えしていきたいと思います。

最後まで、読んで頂き、ありがとうございました。

 

サイトトップへ
https://susakiworks.com/

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
20201114_title
最新情報をチェックしよう!