皆さん、こんにちは。
今回も国内、海外のソフトウェアテスト、テスト自動化についてのニュースをお伝えしていきたいと思います。
今回は、国内ニュース3記事、海外ニュース2記事をご紹介したいと思います。
■ページ内目次
「国内ニュース」
・バルテス株式会社の無料セミナー「不具合報告のポイント」開催
・株式会社ベリサーブの無料セミナー「DX時代に求められるソフトウェア品質とは?」開催
・米スタートアップ「Recursion」の上級コースをリリースに「ソフトウェアテスト」のコースが登場
「海外ニュース」
・Women in IT: Nicola Martin
・How Software Testing Can Help Your Business: 5 Ways
■国内ニュース
□バルテス株式会社の無料セミナー「不具合報告のポイント」開催
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000030691.html
こちらはバルテス株式会社のソフトウェア品質講座についてのニュースとなります。
先週お伝えしたセミナーと異なる内容で、今回は、「不具合報告によるポイント」の内容となります。
ソフトウェアテストの業務を行われている方、QC部門で案件のテストを対応されている方には、有益なセミナー内容と思われます。
チーム内へ不具合報告を行う場合や、クライアントへ報告する場合など、様々場面で活かせる内容と思います。
セミナーの詳細については、以下から参照及び申込みが行えるとのことです。
https://www.qbook.jp/event/20201127_1052.html
・日程:2020/11/26(木)13:00~14:30
・定員:40名
・受講料:無料
・形式:オンラインセミナー(ZOOM)
平日の昼間ですが、ご興味のある方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
□ 株式会社ベリサーブの無料セミナー「DX時代に求められるソフトウェア品質とは?」開催
https://www.advertimes.com/20201118/article328667/
こちらは、株式会社ベリサーブの無料セミナーのニュースとなります。
ベリサーブ社は、ソフトウェアテスト及び品質保証の会社で、SHIFT社、バルテス社など、第三者検証会社です。
ソフトウェアテストの業界においては、大手の会社となります。
今回はベリサーブ社から「DX」をテーマとした無料セミナーについてのニュースとなります。
「DX」とは、デジタルトランスフォーメーションを指し、「ITを活用し、ビジネスや組織を変革すること」を意味します。
本セミナーでは、そのようなDX時代の中で、どのように企業が、またはソフトウェア品質が変わっていくか?といった内容だと思います。
セミナーのお申込み、開催の概要は以下となっています。
https://veriserve-promo.com/vai2020-regi?cprm=adtimes-article
・日程:
2020/12/8(火) 12:45~16:00
2020/12/9(水) 12:45~16:00
・定員:なし
・受講料:無料
・形式:オンラインセミナー
こちらも平日の昼間から午後にかけての時間帯となっていますが、ご興味のある方は、チェックされてみてはいかがでしょうか?
□ 米スタートアップ「Recursion」の上級コースをリリースに「ソフトウェアテスト」のコースが登場。
https://ascii.jp/elem/000/004/034/4034136/
こちらは、コンピュータサイエンス学習プラットフォーム「Recursion」にて、「コンピュータサイエンス基礎:上級編」がリリースされたとのことです。
その上級コースでは、「データ構造入門」、「木構造」、「ラムダ関数」、「ソフトウェアテスト」が用意されているとのことです。
ソフトウェアコースでは、手動テスト、自動テスト、アサーション(表明)、ユニットテスト、統合テストなどコードを交えながら知識を習得できるとのことです。
私は「Recursion」は初めて知りました。
こちらは、フロントエンド、バックエンドなど開発を中心とした講座が多いようです。
ご興味のある方は、「Recursion」にアクセスしてみてはいかがでしょうか。
https://recursionist.io/
■海外ニュース
□ Women in IT: Nicola Martin
https://www.softwaretestingnews.co.uk/women-in-it-nicola-martin/
こちらの記事は、IT業界で働く女性とのインタビュー形式の内容となっています。
今回は、品質管理責任者の「二コラ・マーティン」氏との対談内容が掲載されています。
二コラ氏は、20年間IT業界で働いていらしゃいるとのことで、その間様々な経験や体験を述べられています。
インタビューでは、「女性」であることで、チーム内で唯一の女性メンバーであることから、偏見を持たれたなどの問題がった内容など述べられています。
確かに、日本においても、近年ソフトウェアテスト業界でも女性のスタッフは増えてきていますが、以前は男性ばかりとなっていました。
女性が働きやすい環境など支援し、多様性を持たせることで、企業も変化を生み、成長していけるのではないかと思います。
こちらの記事は、それほどボリュームが多いわけではありませんが、海外で品質管理のお仕事をされている女性の意見が述べられていて、とても珍しい内容でしたので、ご紹介させていただきました。
□ How Software Testing Can Help Your Business: 5 Ways
https://moderndiplomacy.eu/2020/11/20/how-software-testing-can-help-your-business-5-ways/
こちらの記事は、「ソフトウェアテストがビジネスにどのように役立つか、5つの内容を紹介」といった内容になります。
◇メリット1.テストにより無駄が削減される
テストを行うことで、以下のような無駄をなくすことができます。
・間違った製品、または機能を構築
・バックログの管理ミス
・待機とマルチタスク
・効果のないコミュニケーション
◇メリット2.バグを早期に修正することで時間とお金を節約
ソフトウェアテストは、バグに対する最初の防衛線であると筆者は述べています。
バグが修正されないまま時間が長いほど、バグを確認するために費やす時間が長くなります。
◇メリット3.テストによりユーザーエクスペリエンスが向上
コードの欠陥やバグをチェックするだけでなく、ユーザビリティテスト(ユーザーの使い勝手がいいか)をテストすることで、製品が期待を満たしているかチェックできます。
また、重要な反応やフィードバックを収集できます。
Appleの例が述べられており、MACのソフトウェアで実施したユーザビリティテストでは、テストの結果に基づいた変更を実装した後、同社では、サポートコールが90%に減ったとのことです。
◇メリット4.標的型マルウェア攻撃の防止
ウェブサイトモバイルサイトでは、継続的テストを行うことで、ソフトウェアの宏レベルのセキュリティ維持を提供できます。
◇メリット5.テストは組織、効率、生産性を促進
アジャイル開発など、ソフトウェアの作成途中でテストを行うことで、メリット2の内容に関連し、開発プロセスを円滑にすることができます。
ソフトウェアテストについてのごく当たり前なことがまとめられていまが、この当たり前のことができていないと、ソフトウェアの開発に何等かの問題が起きていると思います。
過去、私が経験したプロジェクトにおいても、ソフトウェアテスト不十分であるため、ソフトウェアの品質が悪く、かつ開発プロセスや、ユーザビリティも悪いといった問題が起きていたことがありました。
簡潔にまとまった内容でしたので、ご紹介させて頂きました。
■最後に
今回は国内ニュース3記事、海外ニュース2記事をご紹介させていただきました。
今後年末に向けて多忙な時期になると思いますが、今回のように有益なセミナーなども開催されてきますので、適時紹介したいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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