【News】2023年1月（テスト起動化セミナー/アジャイル/ガイドとアドバイス）

更新遅くなりました。
あけましておめでとうございます。

今年も可能な限り、ソフトウェアテスト、テスト自動化に関するニュース記事をご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介する内容は以下となります。

■記事内リンク

□1.『ツールだけではテスト自動化が進まない理由』というテーマのウェビナーを開催

□2.アジャイルの成功には柔軟性とコラボレーションが必要

□3.ソフトウェア テストに関する究極のガイドと必要な役立つアドバイス

□1.『ツールだけではテスト自動化が進まない理由』というテーマのウェビナーを開催

こちらはマジセミ社が開催するテスト自動化に関するウェビナー情報となります。
マジセミ社は主にウェビナーをサービスとしている会社で、今回はテスト自動化ツールを販売・運営しているテクマトリックスが共催となって開催するウェビナーのようです。
ウェビナーでは、テスト自動化の課題やテストシナリオ作成ツール「Ranorex」について紹介されるとのことです
ウェビナーの概要は以下となります。

◇ウェビナーの概要

ご興味のある方は、上記URLにアクセスしてみてはいかがでしょうか。

□2.アジャイルの成功には柔軟性とコラボレーションが必要

こちらは「techbeacon.com」に掲載されていた内容です。
アジャイル開発に関する情報がまとめられていましたので、ご紹介したいと思います。

◇初めに

アジャイル開発を実装または拡張する組織がますます増えていますが、アジャイルには課題があります。
これは、ソフトウェア開発組織が内部でどのように機能するかだけでなく、IT 運用やビジネスとどのようにやり取りするかにも大きな変化をもたらします。
また、アジャイルが機能するためには、幹部はリーダーシップを強化し、ヒエラルキーを減らすバランスをとって、開発者に力を与える必要があります。

ウォーターフォール ソフトウェア開発方法論は今でも頻繁に使用されていますが (状況によっては、より良いアプローチになる場合もあります)、アジャイルは、今日ほとんどの組織がソフトウェア開発に採用している事実上の方法です。
現在、組織の 59% がアジャイルへの取り組みに 5 年以上取り組んでいます。

◇自律性の有効化

アジャイルは、短期間で小さくて実行可能な項目に焦点を当てた、小規模で自律的で統合された製品チーム向けに作られています。
そのため、エグゼクティブ ガイド 2022 では、チーム間の依存関係を最小限に抑えることができる柔軟なモジュール式の開発プラットフォームをリーダーが提供することを推奨しています。

名前が示すように、アジャイルは動きも速く、より実験的で、厳密な階層構造が緩和されています。
Micro Focus の CTO オフィスで働くリーダーシップ コンサルタントの Peter Vollmer は、マネージャーが開発チームに創造性を発揮し、リスクを冒す自由を与えるよう強く求めています。

「私たちは、従業員の集合的な頭脳を使用する必要があります」と Vollmer 氏は述べています。「私たちはヒエラルキーを持ち、トップの何人かが決定を下す余裕はありません。」

しかし同時に、Vollmer 氏は、マネージャーと開発チームは成果ベースのアプローチを引き続き遵守する必要があると警告しています。

「目的は頻繁に失敗することではなく、失敗したパスをすばやく切り詰めることです」と Vollmer 氏は述べています。
つまり、デジタル時代では、それは有機体のようになります。絶えず変化する市場の要件、変化し続ける状況、変化し続けるテクノロジーに適応する必要があります。」

「自律的なチームとは、マネージャーが異なる働き方をする必要があることを意味します」と Lo Giudice 氏は付け加えました。
「彼らは、指揮統制マネージャーではなく、変化の担い手にならなければなりません。」

◇チェンジ101

Forrester は、アジャイル プロフェッショナルの 38% が、リーダーシップの欠如がアジャイルの採用を遅らせていると述べていると報告しています。

変化を促進し、障害を排除するために、多くの企業は、アジャイル変革を主導する専任の幹部を任命しています。

これらのリーダーは、組織のアジャイルジャーニーを加速するために適切なプロジェクトを選択しながら、文化を行動の変化に合わせ、ロードマップを設定し、投資に優先順位を付けます。

これらのリーダーが成功するためには、彼らが学生になるべきだと Vollmer は提唱しています。

つまり、アジャイルと、彼らが率いる人々のニーズ、欲求、欲求について継続的に学びます。

また、協調的思考を受け入れ、謙虚でなければなりません。

◇アジャイルを追い求めてはいけない

アジャイルは常に 100% できるわけではありません。
Lo Giudice 氏は、アジャイルの使用が最善の方法ではない場合やプロジェクトがあると述べています。
急速に変化しない、または定期的な更新を必要としないレガシー ソフトウェアの場合、ウォーターフォールがより効果的であることが証明される場合があります。

「サイロ化されたシステムでアジャイルを行うと、ある時点で壁にぶつかり、ウォーターフォールの使用に戻ることになります」と Lo Giudice 氏は述べています。

エグゼクティブ ガイド 2022 では、デジタル ネイティブ企業でさえ、正式なガバナンス フレームワークを開発プラクティスに追加する際に苦労していると述べています。

「多くのシステムは頻繁な変更を必要とせず、必要なリソースを追加しても、革新的な製品開発ほどの投資収益率は得られないため、すべてのシステムにアジャイルを導入するメリットは急激に低下します。」

◇アジャイルとDevOpsを組み合わせる

アジャイルにより、ソフトウェアを迅速に構築できます。
ただし、本番環境に移行するのに時間がかかりすぎると、それらの変更によってもたらされるはずだった競争上の優位性が失われる可能性があります。

したがって、Lo Giudice 氏は、ソフトウェア開発ライフサイクルを管理するための各アプローチは個別に行うことができますが、組織はアジャイルとDevOpsを組み合わせて、それらを単一のプログラムとして実行する必要があると述べています。
Forrester によると、アジャイルと DevOps を組み合わせたプログラムを実行しているアジャイル開発者の 56% が、それによってカスタマー エクスペリエンスが向上したと報告しており、61% は組み合わせたプログラムによってリリース頻度が向上したと述べています。

「アジャイルと DevOps は表裏一体です」と Lo Giudice 氏は述べています。「一方を他方なしで行うことはできますが、すべてのメリットが得られるわけではありません。」

□3.ソフトウェア テストに関する究極のガイドと必要な役立つアドバイス

こちらは「bbntimes.com」に掲載されている内容となります。
ソフトウェアテストに関して、まとめられており、改めてソフトウェアテストについて考えるいい機会と思い、ご紹介したいと思います。

◇ソフトウェアテストで認定を許可する必要がある

認定資格は、さまざまな種類のテスト、その重要性、適用方法を理解するのに役立ちます。ソフトウェア テストには、Certified Software Tester (CSTE)、International Software Testing Qualification Board ( ISTQB ) Foundation Level、Advanced Level Certification、American Society for Quality Software Testing Professional (ASTQB) など、複数の認定資格があります。
認定資格は、ソフトウェア テストの基礎、使用できるさまざまなツールと手法、リスク管理、および品質保証の重要性を理解するのに役立ちます。

◇機能テスト

ソフトウェア テストの最も重要な側面の 1 つは、機能テストです。このタイプのテストでは、ソフトウェアが意図したすべての機能を正確かつ効率的に実行することを検証します。
設計ドキュメントで指定された要件を満たしていることを確認するために、各機能に対して機能テストを実施する必要があります。
たとえば、アプリケーションにログイン ページがある場合、機能テストを実行して、ログイン ページが適切かつ安全に機能していることを確認する必要があります。
機能テストを実施するときは、ユーザー エクスペリエンスとアプリケーションの全体的なパフォーマンスの両方を考慮することが重要です。

◇非機能テスト

非機能テストは、ソフトウェアがパフォーマンス、スケーラビリティ、ユーザビリティ、セキュリティなどの特定の非機能要件を満たしていることを確認するために使用されます。
これらのテストは、パフォーマンス、スケーラビリティ、およびセキュリティの観点から、ソフトウェアが意図した目的を満たす能力を測定します。
たとえば、高レベルのトラフィックにさらされたときのアプリケーションの応答時間を測定するために、非機能テストが使用される場合があります。

◇ユーザービリティテスト

ユーザビリティ テストは、ユーザー インターフェイスとエクスペリエンスが直感的でエンド ユーザーにとって使いやすいものであることを確認するために使用されます。
ナビゲーション、テキストの読みやすさ、タスクの完了など、アプリケーションの使いやすさを評価するために、使いやすさのテストを実施する必要があります。
問題点や改善点を特定するために、ユーザビリティ テストを実施する際には、ユーザーからのフィードバックを考慮することが重要です。
何年にもわたって、ユーザビリティ テストは、ユーザー インターフェイスの主観的な評価から、設定された基準と基準に基づくより客観的なプロセスへと進化してきました。
今では、ソフトウェア シミュレーターやユーザー エクスペリエンス テスト プラットフォームなどの自動ツールを使用して、ユーザビリティ テストを実施できます。

◇受け入れテスト

リリース前に、ソフトウェアまたはアプリケーションに対して受け入れテストを実施し、エンド ユーザーの必要な要件と期待をすべて満たしていることを確認することが不可欠です。
これらのテストの目的は、アプリを起動する前にアプリの潜在的な問題を特定することです。
したがって、このような評価を行う際には、最適な結果を得るために、ユーザー エクスペリエンスとシステム パフォーマンスの両方に注目する必要があります。
その重要性のため、受け入れテストは、開発チームだけではなく、資格のある個人またはチームによって実行する必要があります。

◇回帰テスト

回帰テストは、ソフトウェア システムに加えられた変更が意図しない副作用を引き起こさないことを確認するために使用されます。
このタイプのテストは、コードベースに変更が加えられた後に特に重要です。
これにより、既存のすべての機能が引き続き正しく機能することが保証されます。自動テスト ツールを使用して回帰テストを実行し、新しい変更によってシステムにバグやエラーが発生しないことを確認できます。

◇まとめ

このソフトウェア テストの包括的な概要により、これらのテストを実行する際の最も成功したベスト プラクティスについての洞察が得られます。
ヒントとガイダンスに従うことで、ソフトウェアはエンド ユーザーの期待に応えるだけでなく、期待を超えるものになります。
自動化されたテスト ツールを利用すると、エラーの可能性を減らしながらプロセスをさらに迅速化できるため、発売時に信頼性が高く効果的な製品を保証できます。
このアドバイスを取り入れて、プロジェクトが最初から最後まで高機能であることを確認してください。

□最後に

今回は、以上のニュースを取り上げてみました。
次週も、ソフトウェアテスト、テスト自動化に関するニュースをご紹介したいと思います。
最後まで見て頂き、ありがとうございました。

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