皆さん、こんにちは。
今週も週ごとのSoftware Test、Test Automationについてのニュースのまとめ記事を投稿していきたいと思います。
国内のニュースの他、海外のニュースもなるべくキャッチアップしていければと考えています。
また、可能な限り、各ニュースに対して、深掘りして私自身の見解を述べていきたいと思います。
■今週(2020/08/23~2020/08/29)のニュース
□国内ニュース
・8/26(水)バグ追跡ソフトウェア市場について
・8/27(木)試作(開発費)を減らすためのバーチャル環境構築支援について
□海外ニュース
・8/24(月)TEST AUTOMATION SOFTWARE MARKET: BILLION DOLLAR GLOBAL BUSINESS WITH UNLIMITED POTENTIAL
・8/25(火) Why You Should Worry About Software Quality
■国内ニュース
□8/26(水)バグ追跡ソフトウェア市場について
https://00m.in/BLPbl
こちらのニュースは、正確にはAMRと呼ばれる、オレゴン州ポートランドに拠点を置くAllied Analytics LLPのフルサービスの市場調査およびビジネスコンサルティング部門の方が投稿された内容となります。
この記事では、バグ追跡ソフトウェアの市場が急成長をしており、2026年までに約6億ドル以上に達すると予測された内容となっています。
今後、ソフトウェアのバグ削減の必要性が高まり、DevOpsとテスト自動化の採用の増加、ソフトウェアテストへの投資の急増、およびクラウドベースのプロジェクト管理ソフトウェアは、グローバルなバグ追跡ソフトウェア市場の成長を促進するとの内容が記載されています。
バグ追跡ソフトウェア業界で、主要な企業として、以下が挙げられています。
Airbrake、Atlassian(JIRA)、Axosoft、Bugsnag Inc.、IBM、Inflectra Corporation、JetBrains、Nulab(バックログ)、Raygun、Zoho Corporationなど
Atlassian(JIRA)、Nulab(バックログ)は、過去私も使用したことがあり、使いやすいツールだと思います。
業務で使っている方、またはバグ追跡ソフトの導入を考えている方は、上記ツールについて、知見を広め、取り入れていくのはいかがでしょうか。
(DeVOpsについて)
開発チームを指す「Development」と、運用チームを指す「Operations」という2つの言葉を掛け合わせえた造語。Microsoft社でも「Azure Dev Ops」という製品があります。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/devops/#Customer
□8/27(木)試作(開発費)を減らすためのバーチャル環境構築支援について
https://active.nikkeibp.co.jp/atclclad/20000534/20007430/
こちらの記事は、ガイオ・テクノロジー株式会社の「Gサイバーチャンネル」というサービスの紹介となります。
こちらの会社は、組込みシステム領域、主に自動車産業界を中心にソフトウェア検証ツールを開発されている企業となります。
上記、組込み系のソフトウェア検証ツールの他、自動車分野の安全規格ISO26262、サイバーセキュリティ領域におけるISO/SAE 21434といった規格に対しての取り組みもされています。
検証ツールや上記取り組みに対して、情報を発信すべク、「Gサイバーチャンネル」を設置されたとのことです。こちらのチャンネルは以下からアクセスできます。
ご興味のある方はどうぞ。
Gサイバーチャンネル
https://www.gaio.co.jp/events/g-cyberchannel/
・ISO26262:
自動車の電気/電子に関する機能安全についての国際規格。
・ISO/SAE 21434:
こちらは、私も初めてみた規格で、今年2020年に策定予定の車両サイバーセキュリティに関する国際標準規格とのことです。
■海外ニュース
□8/24(月)TEST AUTOMATION SOFTWARE MARKET: BILLION DOLLAR GLOBAL BUSINESS WITH UNLIMITED POTENTIAL
https://newsbrok.com/uncategorized/153140/test-automation-software-market-billion-dollar-global-business-with-unlimited-potential/
こちらの記事は、「テスト自動化ソフトウェア市場は10憶ドル規模のグローバルビジネス」との内容となっています。こちらは「AMA」という機関が調査研究されたレポートとなっています。
調査内容では、主に以下の企業、国について記載されています。
SmartBear Software(米国)、Sauce Labs(米国)、Semaphore(セルビア)、 Oracle Corporation(米国)、Zensoft Services Pvt。Ltd.(インド)
私が知っていた企業としてはOracleで、Javaやデータベースなどの大手企業です。
こういった大手企業がテスト自動化を今後けん引していくのは、納得します。
この記事において、テスト自動化は、繰り返しとなるタスク、難しいタスクを自動化する際に行われるものとあります。
最小限のスクリプトセットを使用し、テストプロセスが容易に行え、ピーク時にリソースを使用してレポートを作成できるとあります。
また、記事内には、テスト自動化における「熟練した専門家の不足」とコメントが記載されていました。
テスト自動化のについて、今後知識や技術を付けていけば、仕事のチャンスは増えると私は考えました。
尚、このレポート自体は、以下ページから購入することができましが、3800ドル、7000ドルととても高額なものとなっていました。
https://www.advancemarketanalytics.com/enquiry-before-buy/30101-global-test-automation-software-market
□8/25(火) Why You Should Worry About Software Quality
https://www.informationweek.com/devops/why-you-should-worry-about-software-quality/a/d-id/1338722
この記事は「ソフトウェアの品質について心配する必要がある理由」との内容となっています。
今までのソフトウェア、アプリケーションは要件に対する機能を遵守することにフォーカスされていましたが、今後はユーザーの求めるものは高くなり、品質を重視することへと変わってきています。
SPR社のナンシーカスル氏のインタビューが掲載されており、彼女の意見として以下内容が記載されていました。
「関連する品質属性は、[ソフトウェア要件]に埋め込まれ、アーキテクチャの設計およびコーディング作業中に製品に組み込まれ、さまざまな方法で満足できるかどうかが個別に検証される必要があります。
また以下の内容についても考慮すべき内容が記載されています。
・セキュリティ:
悪意のあるまたは偶発的なアクション、潜在的な情報の盗難または損失、およびデータのプライバシーの保護の防止
・相互運用性:
異なるオペレーティングプラットフォーム、データベース、またはプロトコルで動作する他のアプリケーションとのデータまたはサービスの交換
・保守性:
T変更をサポートするためのソフトウェアの彼の能力
・信頼性:
さまざまな条件下での運用を継続し、一貫して正しい結果を提供する
・再利用性:
わずかな変更または不要な別のアプリケーションでのソフトウェアコンポーネントの使用
サポート性。問題の特定と解決に役立つ情報を提供する
・テスト容易性:
事前定義された基準に基づいてソフトウェアのテストを実行し、欠陥を見つける使いやすさ。
アプリケーションがユーザーフレンドリーで、学習しやすく、一貫したユーザーインターフェイスの規則があり、ナビゲートが簡単であることを確認する
以上の他に、過去の考え方に固執したままだといけないとの内容も記載されています。
他にも、ガートナー、トーマス・マーフィー氏のコメントもあり、共感を得る内容でした。
こちらのサイトは、IT関連の記事定期的に掲載されていますので、ご興味のある方は覗かれてみると良いかもしれません。
https://www.informationweek.com/
■最後に
今週は国内、海外のソフトウェアテスト、テスト自動化についての記事を4つご紹介しました。
国内では、テスト自動化による取り組みは、様々な企業で自動化ツールの販売などを行われています。
個人としては、テストの自動化はなるべくオープンソースのツールで取り組み、Webコンテンツ、モバイルのアプリコンテンツなどを自動化できればと考えています。
それは、自動化に対するツールの知識向上もありますが、Webコンテンツ、アプリコンテンツの構造も同様に知見を広めることができると考えています。
海外では、上記のような取り組みをしている人は多いと思いますので、私も同様にテスト自動化の取り組みを今後とも続けていきたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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