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【News】12月2週のニュース(テストパートナーSQV,Playwright,ホリデーシーズンに向けての小売部門の準備)

皆さん、こんにちは。
今回も、ソフトウェアテスト、テスト自動化に関する国内ニュース、海外ニュースをご紹介していきたいと思います。
今回は、国内2記事、海外1記事を紹介したいと思います。

■記事内アジェンダ

ガイオ・テクノロジー社のサービス「テストパートナーSQV」の紹介
テスト自動化ツール「Playwright」でインタラクションの記録、動画キャプチャの対応
How Software Testing Prepares the Retail Sector for the Peak Holiday Season

■国内ニュース

□ ガイオ・テクノロジー社のサービス「テストパートナーSQV」の紹介

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https://www.gaio.co.jp/service/sqv/

こちらは、ガイオ・テクノロジー社のサービス「テストパートナーSQV」のニュース記事となります。
ガイオ・テクノロジー社は、40年以上にわたるツールベンダーの会社で、自動車などの組込み系のシステム、ソフトウェアを開発されている会社です。
過去の記事でも、ご紹介させていただきました。

今回は、そのガイオ・テクノロジー社が提供する「テストパートナーSQV」は、早く(Speed)、機能安全に対応した(Quality)、テスト資産(Value)を提供できるユニットテストのサービスとなっています。
主なユニットテストでは、C/C++の単体テスト、静的テストが含まれています。
また、特徴としては、自動車系ならではのISO26262を考慮したテストエビデンスの作成の作成のノウハウなどもサービスの一環となっているようです。

プランなどは、明記されていませんでしたが、ご興味のある方は以下ページにアクセスしてみては、いかがでしょうか?
https://www.gaio.co.jp/service/sqv/

 

□ テスト自動化ツールのPlaywrightでインタラクションスクリプトの記録と再生、テストビデオのキャプチャが可能に

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https://www.infoq.com/jp/news/2020/12/playwright-records-scripts-tests/

こちらはテスト自動化ツール「Playwright1.4」版の改善、追加機能の紹介ニュースとなります。
私は初めて知ったのですが、こちらはコマンドラインベースのインターフェースで、ユーザーが行うブラウザ操作を記録し、それをスクリプト自動生成を行い、ビデオ録画などができるとのことです。
codegen」というコマンドを使用すると、ブラウザの操作記録等行えるとのことです。
また、スクリーンショットやビデオキャプチャコマンドも一例が掲載されていました。
コードを見ると、そこまでは複雑ではないイメージです。
対象ブラウザは、Chrome、FireFox、Safariとのことです。

Playwrightの紹介動画がYouTubeで上がっているとのことで、早速アクセスしてみたのですが、どうやら日本からのアクセスはでき内容でした。。

尚、Playwrightは、PythonとC#に対応しているとのことです。
Playwrightの情報は、以下githubからアクセスできますので、気になった方はアクセスしてみてはいかがでしょうか?
https://github.com/microsoft/playwright

 

■海外ニュース

□How Software Testing Prepares the Retail Sector for the Peak Holiday Season

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https://www.dailyhostnews.com/how-software-testing-prepares-the-retail-sector-for-the-peak-holiday-season

こちらのニュース記事は、「ソフトウェアテストがホリデーシーズンのピークに向けて、小売部門を準備する方法」との内容となっています。
こちらは、客観的に考えると、ごく当たり前な施策について、述べられています。
小売店など、ネット上で商品を販売しているサイトは、ホリデーシーズンといった場合は、通常価格よりも安く提示されたり、お得なキャンペーンが適用されます。
そのため、ユーザーからのアクセスが多くなり、販売サイトのパフォーマンスが悪くなったりします。
これにより、ホリデーシーズン前に、販売サイトに対してソフトウェアテストを行い、品質向上をねらう必要があります。
品質向上をねらうためには、ストレステスト、負荷テスト、スパイクテスト、ボリュームテスト、耐久テスト、スケーラビリティテストが該当し、それらを行う必要があります。

ニュース記事内では、パフォーマンスに関するテストの概要解説が掲載されていましたの、合わせて紹介したいと思います。

◇ 負荷テスト

高負荷(ユーザー数)がかかったときのアプリケーションのパフォーマンスを評価します。
負荷は、複数の同時ユーザーが特定の期間内に設定された数のトランザクションを実行したとき、アプリケーションが問題なく応答するかのチェック等となります。
データベースやサーバーなどチェックすることで、アプリケーションのボルトネックを特定することに役立ちます。

◇ 耐久テスト

ソフトウェアアプリケーションに様々の量の負荷を長時間かけて、目的のパフォーマンス要件が満たされているかどうか確認します。

◇ ボリュームテスト

アプリケーションが大量のデータを処理する能力を評価します。
ソフトウェアテストサービスを提供するテスターがアプリケーションの動作と応答時間を分析して、大量のデータを処理するシステムの容量を決定します。

◇ スケーラビリティテスト

スループット、応答時間、トランザクション速度、ネットワーク使用率、CPU使用率などの属性が測定されます。
アプリケーションのより耐荷重能力、安定性、信頼性を確保するのに役立ちます。

ホリデーシーズンのピークの課題に対処するため、上記のようなパフォーマンスに関するテストを行うことで、以下のようなメリットが得られると記載されています。
・カスタマーエクスペリエンスの向上
・ボトルネックがアプリケーションのパフォーマンスに影響を与えるのを防ぐ
・膨大な数の同時ユーザーがソフトウェアアプリケーションの機能にアクセスして使用できるようにする
・トラフィックの負荷が増加したときの遅延やダウンタイムなどの問題を防止または最小限に抑える
・ビジネスの売り上げとROI(投資した費用から、どれくらいの利益・効果が得られたのかを表す指標)のより良いクロッキング

こちらの記事は、11月末のブラックマンデーやサイバーマンデーの他、これからのクリスマス、年末年始などECサイトに関わっている内容と思いましたので、取り上げてみました。

 

■ 最後に

今回は、国内ニュース2記事、海外ニュース1記事を取り上げてみました。
今後もソフトウェアテスト、テスト自動化に関する有益なニュースをキャッチアップし、取り上げていきたいと思います。

最後まで、読んで頂きありがとうございました。

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