皆さん、こんにちは。
今週も国内、海外のSoftware Test、Test Automationについてのニュース記事について、ご紹介したいと思います。
■今週（2020/08/30～2020/09/05）のニュース
□国内ニュース
・フィージビリティスタディ:バルテス株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000030691.html
・品質向上を重視する日本式ソフトウェア開発にはまるCI/CDプラットフォームCircleCI
https://techblitz.com/circleci/
・monoAI technology、声優の杉田智和さんナレーションの AIQA事業紹介動画をCEDEC2020とYoutubeにて公開！
https://www.agara.co.jp/article/78619
□海外ニュース
・Test Developers & Samsung’s Remote Test Lab (RTL)
https://www.softwaretestingnews.co.uk/test-developers-samsungs-remote-test-lab-rtl/
・ZAPTEST Announces Unlimited Licenses Offerings for Testing & RPA Softwarehttps://www.prnewswire.com/news-releases/zaptest-announces-unlimited-licenses-offerings-for-testing–rpa-software-301124260.html
■国内ニュース
□フィージビリティスタディ:バルテス株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000030691.html
バルテス株式会社が9/1より、「フィージビリティスタディ」と呼ばれるサービスを開始したとのニュースです。
この「フィージビリティスタディ」とは、
『テスト自動化の本格導入前に「コスト感・適用できる範囲・持続性」の3つの観点から効果を検証し、見える化するサービス』と記載されています。
こちらは、内容を確認すると、テスト自動化を導入時の利点、自動化する範囲、自動化の導入、および環境構築といった一連のテスト自動化を行うサービスです。
たしかに、他の第三者のテスト会社では、テスト自動化のサービスはあったとしても、上記のようにコンサル的な立ち位置からテスト自動化のアプローチ等はなかったかもしれません。
新しいソフトウェア開発、新規プロジェクトを立ち上げられた会社で、テスト自動化を検討されているケースなど有益なサービスと思います。
バルテス株式会社の「フィージビリティスタディ」ページはこちらとなります。
https://www.valtes.co.jp/software_test/fss.html
□品質向上を重視する日本式ソフトウェア開発にはまるCI/CDプラットフォームCircleCI
https://techblitz.com/circleci/
こちらは、CircleCI社によるCI/CDプラットフォームの紹介記事となります。
こちらのプラットフォームは、大手企業のSonyなど幅広く採用されているとのことです。
CircleCIは、数年前に東京にオフィスを構え、日本市場に参入したとのこと。
日本では海外と異なり、ソフトウェアの納品の他、「品質の向上」に重点が置かれています。
テストを何回も行うことで品質を向上するプラットフォームとしてCircleCIが大手企業に利用されているとありました。
CI/CD (継続的インテグレーション/継続的デリバリー) とは：
アプリケーション開発のステージに自動化を取り入れて、顧客にアプリケーションを提供する頻度を高める手法のことです。
CI/CD から発生した主なコンセプトは、継続的インテグレーション、継続的デリバリー、継続的デプロイメントです。
CircleCIのサイトは以下となります。
https://circleci.com/
サイトでは、上記サービスの情報が掲載されており、料金体系も無料、30ドル、カスタムと用意されていました。
ご興味のある方は、アクセスしてみてください。
□monoAI technology、声優の杉田智和さんナレーションの AIQA事業紹介動画をCEDEC2020とYoutubeにて公開！
https://www.agara.co.jp/article/78619
monoAI technology株式会社が声優の杉田智和さんナレーションのAIQA事業紹介動画を「CEDEC 2020」、monoAI technology公式Youtubeチャンネルにて公開するとのニュースです。
動画を早速見てみました。
とても見やすい紹介動画でした。
【monoAI technology】AIQA事業紹介動画【ナレーション：杉田智和さん】https://www.youtube.com/watch?v=7wE0nxWxHiQ&t=1s
AIと人による品質管理の向上を目指したサービスについての内容となっています。
※「CEDEC2020」 は9/2～9/4までとなっていました。
https://cedec.cesa.or.jp/2020/
monoAI technology社の品質管理部門AIQA事業部は、ゲームを中心としたテストサービスを行っているとのことです。
ゲームコンテンツを中心にテストを行うサービスで受注案件、客先へ出向してのテストサービスを行うと思われます。
本サービスの料金体系などは、「お問い合わせ」からの受付となるそうです。
AIQA事業部のページは以下からアクセスできます。
https://aiqa.monoai.co.jp/
■海外ニュース
□Test Developers & Samsung’s Remote Test Lab (RTL)
https://www.softwaretestingnews.co.uk/test-developers-samsungs-remote-test-lab-rtl/
こちらはSamsungのRemort test Labサービスについての記事となります。
Samsungデバイスを利用して、アプリケーションをリモートでテストできます。
条件としては、以下のようです。
・クラウドに接続済
・RTLサービスを利用
・Galaxy S20、Galaxy Z Flip、Galaxy Note 20シリーズなど
ステップとしては、Samsung Developersのアカウント、Remorte Test Labの設定、テストの開始を実施と数ステップで行えるようです。
サービス料金等は記載されておらず、上記のアカウントさえ作れば無料で利用できると思われます。
ご興味のある方は試してみてはいかがでしょうか？
Samsung Remote Test Labのサイトは以下となります。
https://developer.samsung.com/remote-test-lab
□ZAPTEST Announces Unlimited Licenses Offerings for Testing & RPA Software
https://www.prnewswire.com/news-releases/zaptest-announces-unlimited-licenses-offerings-for-testing–rpa-software-301124260.html
こちらは、「ZAPTEST」というテスト自動化ツールの「エンタープライズ」版の無制限のライセンス提供についてのニュースです。
「ZAPTEST」とは、今回初めて確認したテスト自動化ツールです。
以下ZAPTESTのページで確認すると、PC Web、モバイル WebのUIテスト、APIテスト、負荷テストなどが行えるようです。
Free版とエンタープライズ版の比較表もあり、スクリプト言語は、VB Script、JavaScriptとなっています。
（ステップ作成）
（スクリプト作成）
Katalon Studioといったツールに似ています。
Web操作をレコード、スクリプトで記載、オブジェクトをステップごとに配置して、テストスクリプトを作成していくようなツールです。
Free版は誰でも入手できるようです。
気になった方は以下からアクセスしてみてください。
ZAPTEST HP
https://www.zaptest.com/
最後に
今週は国内、海外のソフトウェアテスト、テスト自動化についての記事を5つご紹介しました。
バルテス社は、今年度株式上場をされて、事業展開など様々な取り組みをされています。
国内のニュースでは、今後ともバルテス社のニュースは入ってくると思いますので、随時取り上げていきたいと思います。
また、海外では、日本以上にテスト自動化のサービスが多用してきていると思います。
有益な情報をキャッチアップし、今後も、自分自身も学び、皆さんにお伝えできればと考えています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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